ダイニングチェア張り替え
カタログNO_D729
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2003-08-26 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 6日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2003-09-01 |
納品場所 | 東京都世田谷区 HA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都世田谷区 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 縫製なし |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 5本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 織り柄 / 新素材 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面の張り替え加工費 @ 6,600 円(税別 6,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、タッチアップ(キズ補修)代、送料(引取・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・ウレタン交換 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただき、ダイニングチェア座面の張り替えの件で直接お電話をいただきました。アラ・カワ不在のため、親方がそのお電話で簡単にお見積もりさせていただきました。口頭でのお見積もりに対して張り替えを前向きにご検討いただけるということでしたので、布地サンプル帳を1冊お送りし張り地をご覧いただくことになりました。HAさんがお選びになった布地は撥水加工のかかった布地で水分をはじき、さらに汚れにくく加工されている布地でした。お引き取りの際にダイニングチェアをみながら正式なお見積もりをさせていただき、ご注文いただけることになりましたのでお引き取りさせていただきました。
ダイニングチェアの座面は長年ご使用になると中身のウレタンがへたってしまいます。ですのでほとんどのダイニングチェア張り替えの場合、座面の中身のウレタンに関しては交換となります。HA邸の座面の場合も同様でウレタンの交換をいたしました。中身のウレタンは数十種類あり、その中から”AZUMAのイス張り職人”が、イスの形状や用途などからウレタンを吟味して決定していきます。HA邸の場合、木枠の中に座面が収まるタイプでしたので、布やウレタンなどを剥がした座板と木枠の隙間をみて、ウレタンを座板の脇にどれだけまわして張るのかを決めていきます。ここを間違えると、木枠と座面の間に隙間が空いてしまうことになります。ウレタンまでを下ごしらえといいますが、下ごしらえが終わると布地を張って、底張りをし、組み立てて張り替え完了となります。
ReChair椅子張り職人の仕事
<木部のタッチアップ1>
多少のキズなどは張り替え加工費の中で「今後も長くご愛用いただきたい」という思いで木枠の清掃と同様に張り替え加工の一環としてサービスで近似色でのタッチアップさせていただいております。しかし、面積が大きくなったり、数が多くなるとかえってタッチアップをした方がより目立ってしまう場合があり、そのような場合は塗り替えをお勧めしております。今回はHAさんのご希望で、「目立たなくなればいいです」とのことでしたので、数面積とも多いのでサービスの範囲から出てしまいましたが、有償でタッチアップさせていただきました。
<木部のタッチアップ2>
もともと飼い犬が噛んでしまったために木部に傷が付いたとお聞きしました。あくまで「目立たなくなる程度」ということで手間を掛けさせていただきました。その甲斐あってか、タッチアップの前後ではずいぶんと目立たなくなっております。これで、安心して納品させていただくことができます。