インデックス -動画で見るAZUMA Base Sofaの製作工程
AZUMA Base Sofaの製作工程を紹介しています。
Base Sofaは現在製作中のため、
Base Sofaが完成しましたら発表させていただきますので
元となったBase Sofa Classicの画像を紹介します。
▼座面の下拵え
[1] 鼓バネの配置を決める(1:13)
座面台輪に対してどの様にあおりバネと中バネの位置に鼓バネを配置するか決めます。
[2] 力布の張り込み(10:38)
麻製の面テープである「力布」を中バネの位置に合わせて網代に編み込みながらマグネットハンマーで5分釘を打ち込んでいきます。
[3] あおりバネをとめる(11:23)
座面の台輪の上にのせ固定するあおりバネ(六巻)を又釘で固定する。その際にバネの上端のつなぎ目を外側に出さず、かつ、時計でいれば1時半と10時半となる様にずらして固定する。
[4] 中バネの上端を絡げる(18:01)
八巻の中バネの上端を縦横方にバネ糸で絡げて4点止めにする。この時に高さを一定にすることが重要。また、下端の位置を意識して下端と上端が等間隔となる様にバネ糸を絡げる。
[5] 中バネの下端を固定する(7:53)
中バネの上端の間隔を意識しながら、下端を力布にセル糸2本縫いで3点止めに固定する。この時バネの下端をどの方向にずらしても動かない様に正三角形をイメージしながら固定することが重要。
[6] 中バネの中吊り(11:43)
八巻の背の高い中バネを使用しているため、バネ糸で中吊りを行うことで真上から力がかかったときにバネが真っ直ぐに潰れる様にサポートする。
[7] 中バネの上端を斜めに絡げる(13:33)
中バネの上端を斜めに絡げることで上端を8点止めにする。この時バネの上端の外周の高さを意識して揃える。
[8] あおりバネの上端に番線を固定(13:40)
あおりバネの外周の接点のなる位置を結ぶように四角につくった番線をセル糸で絡げて固定する。
[9] あおりバネの中吊り(10:54)
あおりバネが真っ直ぐに下がる様にバネ糸で下から3段目を絡げていく。
[10] かぶせを枠線に絡げる(12:35)
ヘッシャンと呼ばれる麻布を番線にセル糸で返し縫いを行い絡げていく。この時、四角形の番線が楕円にならない様に寸法を意識して作業を行います。
[11] 高さを決めてかぶせを固定(16:21)
番線の高さを決められた高さにするためにヘッシャン(麻布)を5分釘で座面の台輪上部に打ち付け固定する。
[12] おありバネの吊り出し(15:11)
あおりバネ上端の内側にセル糸を絡げて、バネの中を斜めに通し、座面の台輪に5分釘で固定する。この時、おありバネの上端が水平になる様に意識する。
[13] かぶせと中バネ上端を3点止め(3:55)
かぶせと中バネの上端をセル糸で3点止めに固定することでバネとヘッシャン(麻布)が固定され擦れて切れにくくなります。
[14] 土手の詰め物を詰める(8:00)
かぶせの上に詰め物(パーム椰子)をのせ、ヘッシャンで包み束土手の準備をする
[15] 土手の中綴じを行う(5:42)
土手の中綴じ作業を行い、両刀針を用いてセール糸でかぶせと土手のヘッシャンを綴じる