• 生地の選び方
  • 電話番号:049-258-4143
  • メールアドレス:info@azuma-kako.co.jp
TEL:049-258-4143
月~土 _9:00-12:00 13:00-16:30
カタログNO_C413

ソファ張り替え
C413 KA邸 C413 KA邸 見た目は変えずに仕様を変えてソファを張り替える

レビューを頂きました

カタログNO_C413
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 お引き取り 引取日 2002-09-04
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 20日間
納品方法 納品 納品日 2002-09-24
納品場所 埼玉県さいたま市 KA邸()
納品住所 埼玉県さいたま市
ご注文回数 1 回|お客様リピート実例へ

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/モダンタイプ / 2人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え
数 量 1本
生地 ソフトレザー
柄/フェイス/織り プレーン / 合成皮革
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 2人掛け肘付きソファ張り替え加工費
@ 132,000 円(税別 120,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
ソフトレザー代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面クッション中身交換
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPをご覧いただき、2人掛け肘付きソファの張り替えの件で「お見積もりフォーム」からメールにてお問い合せいただきました。最初にお問い合せいただいてから、数ヶ月ご検討いただいた後に、座面の中身ウレタンを交換して張り替えという旨のメールをいただきました。また、KAさんのご都合が書かれていたのでアラ・カワの予定と照らし合わせてみるとちょうど大丈夫でした。その日にソフトレザー(合成皮革)のサンプル帳を持ってお引き取りにうかがわせていただきました。色は、現状の色に近いものでお選びいただきました。ソファを拝見しながら、ファスナーで固定されていたクッションをマジックテープ式で張り替えることになりました。2人掛け肘付きソファの張り替え加工費は60,000円。この他にソフトレザー代と引取・納品代がかかります。
 KA邸のソファは座面と背もたれがクッションタイプになっておりましたが、座面は後ろの方、背もたれは下の方にそれぞれ引っ張り込んでソファの内部にそれぞれの張り地を打ち止めてあり、取り外すことはできません。座面の前方とと背もたれの上側、脇はそれぞれファスナーで固定されていました。今回の張り替えでファスナーの使用されている部分をマジックテープでの脱着式に変えることにしました。その理由は、特に背もたれがファスナー式ですと寄りかかって使用する分にはなんの問題もありませんが、背もたれの上から強い力がかかるとファスナーが壊れるか、ファスナーを縫い付けてある張り地部分が切れたりします。その点、マジックテープであれば、必要以上の力が加わったときには外れてくれるのです。外れたらまた付ければいいだけです。良く見受ける修理内容ですので、せっかくの張り替えですから未然に防いでおきたかったのです。ただし、寄りかかったときにマジックテープのジャッジャッという音が多少してしまいますが、これは先に説明させていただいております。

before
before Photo21
after
after Photo22
before
before Photo21
after
after Photo22

今回の張り替えでは座面の中身ウレタンを交換させていただきました。非常に柔らかいウレタンでできていたために硬めのウレタンを下に入れ、その上に柔らかくて弾力のあるウレタンをのせて下ごしらえをしました。また、KAさんからのご相談で、ソフトレザーの表面が剥がれてきてしまった要因としてダブルステッチの針穴から剥がれてきているように見えるので、その部分を何とか改善したいということでした。確かにKAさんのおっしゃる通り、革や合成皮革にミシンを掛けるということは紙でいう切り取り線を入れているようなものでであることは確かです。よってもっとも消耗の見られる座面クッションについては縫製箇所を全面にはもっ、てこず、座面の脇に持ってくることにしました。こうすることで座面の合成皮革は上面、全面、底面を1枚でつくることになり、気になる部分には縫製を入れないで張ることにしました。見た目はシンプルになりますが、この形状がもっとも強い張り方と言えるでしょう。中身ウレタンが柔らかかったことには意味があったようです。座面が前後方向にアーチ状になっていたために座面クッションの中身ウレタンが硬いと反り返ってしまい、見た目の丸みが崩れることを防いだのでしょう?しかし、”AZUMAのイス張り職人”であれば、ある程度のアーチをウレタンで作り上げることができるため、なんの問題もなく、座面本体のアーチに沿ったクッションをお作りしました。

お客様のレビュー

埼玉県さいたま市 KA邸()
1.張り替えの仕上がりに関するご感想

 申し分ないです。縫製もしっかりしていますし、座面部分の改良(クッション交換、縫製箇所の変更)は、日々の使用の中でその効果を実感しています。

2.張り替えを注文するまでの不安

 ホームページの施工例で、仕上がりに対する不安はほとんど感じておりませんでしたが、やはり、料金については不安を感じておりました。(これは、詳細なお見積もりをいただきましたので、解消できました)私の場合、合皮の色、質感をなるべく変えたくないという希望があったので、御社で同じような素材を取り扱っておられるのかどうかという点も、一つ不安材料ではありました。

3.アラ・カワの接客態度

 ソファの部位を一つ一つ確認しながらの丁寧な説明はとても助かりました。座面部分の改良は、その説明がなければ行わなかったかもしれませんので。

C413 KA邸 2人掛け肘付きソファ(モダンタイプ)張り替え後の写真1
C413 KA邸 2人掛け肘付きソファ(モダンタイプ)張り替え後の写真2

C413 KA邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

前のページに戻る

実例一覧ページへ実例検索フォームへ

見積