●ソファのリフォーム こんなによくなりました・座り心地も良いですよ● |
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ソファ本体座面のウレタンを取り外したとことです。ナイロンのテープが前後に引っ張ってありましたが、長年に渡るご使用により、切れて落ちてしまっていました。今回は近年では使われ難くなりましたが、バネ椅子を張るときに用いる、力布(麻布)を用いて前後に引っ張り込みました。力布は伸縮性はほとんどないので強い緊張を保つことができます。さらに、Sバネを力布に絡げることによってバネが必要以上に下に沈むことを抑えます。 |
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3人がけにはSバネ5本をひとまとまりとし、1本のバネだけに力がかかり過ぎないように連結してあるものが3個ついておりました。その3個は連結されていませんでしたので、ばね糸を使って絡げることによって、座面全体のバネをひとまとまりとして、必要以上の沈み方をしないように工夫いたしました。 |
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特に音がしていたわけではありませんが、せっかく張り替えでバネの部分が見えているのですから、バネ同士を連結している金具にグリスを注し、金属の擦れる音を未然に防ごうと考えました。座面のSバネの上にかぶせと呼ばれる布地を張る工程の後、膝裏を支えてくれる丸みを出すためにウレタンを入れ、固めに作ったチップウレタンをノリ付けします。これで多少の丸みができています。本体座面のウレタンの加工はここまでで完了です。 |
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背もたれ部分は腰の凹んだ部分を支えてあげるために、厚手のウレタンを入れ、その上にもとからある背のウレタンをかぶせます。これにより、ソファの本体に必要な丸みと凹凸ができますので、腰掛けた時に腰を支えてくれるはずです。腰を支えてくれるものがあるとソファの座り心地に安心感が加わり、気分的にも長時間腰掛けていても疲れにくいソファとなります。これが”AZUMAのイス張り職人”の考えるソファのあり方です。 |