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カタログNO_F1087

ダイニングチェア張り替え
F1087 NA邸 ダイニングチェア座面の張り替え(ラピタ掲載記事へのご協力)

カタログNO_F1087
使用した生地詳細はコチラ
UP6580(メーカー:--生地メーカー--)
--柄--/--材質/フェイス--/--色--
きっかけ HPより 当社への連絡 お電話
引取方法 宅急便 引取日 2004-08-24
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 8日間
納品方法 宅急便 納品日 2004-09-01
納品場所 東京都世田谷区 NA邸(個人宅)
納品住所 東京都世田谷区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ダイニングチェア/座面 / 縫製なし
加工内容 張り替え / ウレタン交換
数 量 3本
生地 合成皮革
柄/フェイス/織り プレーン / ソフトレザー
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 ダイニングチェア座面張り替え加工費
@ 6,600 円(税別 6,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
合成皮革代、送料(宅急便代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 ・座面中身ウレタン交換
Before & After
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職人からのひと言|井ノ上 浩二
ダイニングチェア張り替え

HPをご覧いただき、ダイニングチェア座面張り替えの件で直接お電話にてお問い合わせいただきました。そのお電話でダイニングチェアの形状をうかがいながらお見積もりさせていただき、張り替えを前向きにご検討いただけると言うことでしたので、その日のうちに椅子張り地サンプル帳を宅急便で送らせていただきました。サンプル帳は翌日に到着して、すぐに張り地が合成皮革に決定し、ご自分で取り外していただいた座面とサンプル帳を宅急便で送り返していただきました。座面が工場へ到着した翌々日、小学館の【ラピタ(月刊誌)】の取材に使わせていただくことになりご了解をいただきました。

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NA邸のダイニングチェアは丸面でダイニングチェアとしてはわりと珍しいタイプ。中身ウレタンを交換しての張り替えということで、まずは布地を剥がし、座面板からウレタンを取り除く。NA邸のダイニングチェアもそうでしたが、座面板だけになるとただの板になってしまいます。この板の状態から新たなウレタンを貼り合わせ、お決めいただいた合成皮革を張り込んで仕上げるのは私達、AZUMAのイス張り職人の仕事です。しかも、中身のウレタンにはこだわって、硬めのウレタンと柔らかくて弾力のあるウレタンの2層としてダイニングチェアの座面としている。表面の柔らかさを保ちつつ、芯は硬めのウレタンで長期間ご使用になっても硬くづれしにくい構造となっています。これが「張り替えて新品以上に…」をコンセプトに張り替えさせていただく私達AZUMAのイス張り職人の椅子張りに対する考え方です。




■月刊誌 【ラピタ(小学館)】 掲載記事の紹介 (2004.10.6発売)

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依頼者に不安を感じさせない思いやり
愛着のある椅子をより長く使い続けるために、欧米では椅子の張り替えは一般的だが、国内では請け負う修理工房も少なくなった。そこでインターネットを利用し、積極的に椅子の張り替えをを薦めているのが東加工所だ。ホームページでは様々な施工例とともに、価格表や見積もりフォームが表示され、不安を払拭してくれる。張り替えには代々受け継がれてきたソファーや海外の貴重なアンティークなどを手掛けることも少なくない。その都度、これまで以上の期間使えるように直さなければ、と思いを新たにするという。
  (小学館「ラピタ」 2004年11月号 P.53より抜粋)

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今回はAZUMAのイス張り職人「アラ・カワ(写真:左)」と「大野(写真:右)」が張り替え作業にあたった。ほとんどの椅子は1人の職人が責任を持って請け負ていますが、今回の取材などや、朝お預かりして夕方納めるときのように作業時間が限られてるときは数人で手分けをして作業を進めることがある。今回は、「アラ・カワ」が座面の張り地とウレタンを剥がして、「大野」へ渡し、座面板をもとにチップウレタンとウレタンフォームを切って接着剤でそれぞれをつける。この取り付け方もウレタンの種類や仕上げたい形状などによって幾通りも方法がある。ここまでの段階を「下拵え」と呼びますが、下拵えが終わり、再び「アラ・カワ」の手に戻った。それまでに張り地(今回は合成皮革)を裁断し、今回は必要なかったが、必要であれば座面から型を取って、ミシン加工(縫製加工)を施す。次に座面に張り込む。最後は底張りで化粧をして張り替え作業完了となった。できあがった座面はせっかく予定より早くできあがったのでその日のうちに座面を宅急便でNA邸へ出荷しました。


F1087 NA邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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