カタログNO_D783
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2003-10-25 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 10日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2003-11-04 |
納品場所 | 埼玉県鶴ヶ島市 TA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県鶴ヶ島市 | ||
ご注文回数 | 1 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背クッション付き |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / ゴブラン織り |
生地調達方法 | 在庫張り地使用 |
加工費 | 背付きダイニングチェア張り替え加工費 @ 18,700 円(税別 17,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ウレタン代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・座面中身ウレタン交換 ・背もたれ中身ウレタン交換 ・回転板の調整 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただき、クッション型背付きダイニングチェア張り替えの件で「見積もりフォーム」よりお問い合わせいただきました。TA邸は東加工所まで高速を使うと30分かからないくらいのところでしたのでTAさんがダイニングチェアを2回に分けて工場へお持ち込みくださいました。1回目にお持ちいただいた際に、工場在庫の布地の中から布地をお選びいただきました。工場在庫布地のため、残数を確認した後に、工場在庫布地での張り替えでご注文いただきました。
座面、背もたれクッションともに中身ウレタン交換をご希望でしたので、ダイニングチェアを実際に拝見させていただき、クッションの様子をみました。確かに、ウレタンはへたって多少変形しておりましたので、交換させていただくことになりました。また、その理由としてもう一つ、中身ウレタンの質を上げて座り心地を向上させるためです。確かに柔らかめのウレタンの方がクッションという感じがして良いと思われがちですが、長時間腰掛けるときには、柔らかすぎる座面ではかえって疲れてしまう方の方が多いと考えられています。座面は硬めのウレタンを芯として用いて腰掛ける面に柔らかくて弾力のあるウレタンを重ねて下ごしらえします。座面に芯を作ることで腰掛けていて疲れにくい座面を形成することができます。背もたれの中身は柔らかめで座面よりは弾力の低いウレタンで形成し、表面の柔らかさを出すために綿のシートを一回り巻いて仕上げています。ボタン締めの時には上記の理由からよく綿のシートを用いて加工します。TA邸のダイニングチェアは置きクッションタイプですので、座り心地はすべてクッションの下ごしらえで決まってきます。この場合は本体をお預かりする方法が確実にクッションを製作できるポイントでもあります。張り替え後TAさんにもご満足いただきました。以下にTAさんより今回の張り替えに関するご感想をいただいております。
ReChair在庫生地よりお選びいただきました
ReChair在庫生地 NO.522
*ReChair在庫張り地を1,500円/mにて提供しております。条件として張り地は画面上でのみご覧いただくこととなりますが工房にお越しいただけましたら実際の張り地をご覧いただくことが可能です。また、数量に限りがありますのでご注意ください。ReChair在庫張り地は「ReChair在庫サンプル帳」を参照。
お客様のレビュー
埼玉県鶴ヶ島市 TA邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
固めの仕上がり。元のクッションはやわらかいものだったので、違う椅子に座っている感じですが、すわり心地は悪くありません。デザイン、加工にも満足しています。
2.張り替えを注文するまでの不安
我が家で一番稼働率の高い椅子なので、張り替えをお願いする先を嫁入り先を探すような気持ちで探していました。荒川さんのHPが一番参考になり、お願いすることを決めました。私は実際椅子を持ち込んで親方にお会いしましたが、こちらなら安心してお任せできる、と確信しましたので迷いや心配はありませんでした。
3.AZUMAのイス張り職人の接客態度
非常によい。
4.その他、お気づきになられた点
ネットでの生地選びは難しく感じました。私たちは現物の生地を触りながら選択できたので、この点にも満足しています。椅子の回転機構がへたってきているので、だめになった時点で交換をおねがいしたいと思っています。アメリカでの新婚生活スタートから11年ずっと愛用しているダイニングセットですが、リフレッシュしてきれいになりますます愛着が湧いています。