ロココ調小椅子張り替え
カタログNO_C460
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
---|---|---|---|
引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2002-10-25 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 20日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-11-14 |
納品場所 | 東京都町田市 SE邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都町田市 | ||
ご注文回数 | 1 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ロココ調小椅子/鼓バネなし / 背籐張り |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地 | 籐 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ロココ調小椅子の座面張り替え(手編み)加工費 @ 66,000 円(税別 60,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
送料(引取・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・座面編み替え ・溝を折れない構造のためオリジナル通り手編み式で編み替え ・背編み替えなし |
Before & After
ロココ調小椅子張り替え
HPをご覧いただき、ルイ15世時代のロココ様式である小椅子座面の籐部分張り替えの件で「お見積もりフォーム」からメールにてお問い合せいただきました。小椅子の写真をカメラで撮影し、現像して郵送にて送っていただきましたので、あらかじめ、張り替えの方法を検討してお見積もりにうかがうことができました。実際にイスを拝見してみると、思わぬ構造に張り替えの可否を考えてしまいました。と、いうのも座面に籐を手編みで張り込んだあとに背柱を立てて、肘を立ち上げていたために座面の張り替えすら非常に困難に思えました。
1本1本手編みで仕上げていくとどうしても時間が必要となります。手間はかかりますが、1本1本の籐をしっかりとしたものを使用できるため、強度的には比較的強い座面に仕上げることができます。今回の場合、通常の手編みよりも肘のつけ根と背もたれの部分に関して、さらに手間を掛けなければ、張ることができなかったため仕上がりはまわりの縁の部分に籐をまわして張ることができませんでした。また、長期間ご使用いただければと願っております。
カタログNO_C460
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ロココ調小椅子/鼓バネなし / 背籐張り |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | 籐 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 小椅子座面の籐張り替え @ 17,600 円(税別 16,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
手編みシート代、送料(引取・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・本体に溝を掘って手編みシートの張り込み |
Before & After
ロココ調小椅子張り替え
もともと籐の部分は手編みで編み込んで張り上げたタイプですが、張り替えでは手編みの方法と籐の縁に溝を掘って籐のシートを溝に張り込んでいく方法と張り替えの加工費によってお選びいただける座面タイプでした。SEさんには溝を掘って仕上げるタイプをお選びいただきましたので、その方法で張り替えさせていただくことになりました。ルイ15世時代のロココ様式である小椅子座面の籐部分の張り替えは1脚12,000円。この他に、引き取り・納品代がかかります。ただし、手編みの籐のシートを使用させていただくことになりました。
何とか座面だけ取り外すことができたために、溝を掘って籐の手編みシートを張りました。オリジナル通りの手編み加工も技術的には可能なのですが、非常に手間がかかるため工賃が通常の3倍、4倍になるために、溝を掘って仕上げ張り替え後もる方法が主流となっています。籐シートを張り込んだあと、溝を埋めるように6mm幅ほどの籐をはめ込んでい仕上げます。SEさんには大変お喜びいただきました。