ソファ張り替え
C441 MA邸 C441 ＭＡ邸 張り替えは難しいものだと改めて勉強させていただきました

カタログNO_C441

同製品でのお見積りはコチラ

２人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)

同タイプで見積

使用した生地詳細はコチラ

Ta5868（メーカー：--生地メーカー--）
--柄--/--材質/フェイス--/--色--

同タイプの生地

加工内容

カタログNO_C441

同製品でのお見積りはコチラ

１人掛け肘付きソファ(木地だしタイプ)

同タイプで見積

使用した生地詳細はコチラ

Ta5868（メーカー：--生地メーカー--）
--柄--/--材質/フェイス--/--色--

同タイプの生地

加工内容

Before ＆ After

before

after

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職人からのひと言｜井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPをご覧いただき、２人掛けと１人掛けの肘付きソファの張り替えの件で「お見積もりフォーム」からメールにてお問い合せいただきました。ソファの写真をデジタルカメラで撮影し、e-mailに添付して送信してくださいましたので、ソファの形状を確認した後にお電話にてお見積もりさせていただきました。お電話の後にメールにて見積もりを整理して送信しました。ソファはデンマーク製のものをアメリカにて購入されたそうです。お見積もり後、数日間お考えた後に張り替えのご依頼を頂戴しましたので、お引き取り日時を決めて、ＭＡさんのいらっしゃる土曜日に布地サンプル帳を持ってうかがいました。布地サンプルを近くや遠くからご覧いただき、布地を絞り込んで決定しました。座面クッションの中身ウレタンは交換します。背もたれクッションの中身は補充で補います。２人掛けと１人掛けの肘付きソファの張り替え加工費は100,000円。この他に布地代、ウレタン代、引き取り・納品代がかかります。
　ＭＡさんがアメリカにお住まいの時にデンマーク製のソファを購入されたそうです。布地サンプル帳を持参してうかがうまでは、現状の布地に比較的近い織りのものをご希望でしたが、サンプル帳の中に他に目を引くやさしい感じのする布地が見つかり、オリジナル路線で行くかどうか最後まで悩まれましたが、結果としてやさしい織りの布地で張り替えさせていただくことになりました。

before

after

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after

背もたれクッションと肘部分は中身ウレタン交換ではなく補充ということで張り替えさせていただくことになりました。座面に比べ背もたれは体重ほど力が加わってはいないため、ウレタンの劣化もそれほどではなかったからです。肘は、表面にウレタンと綿を補充して張り込みました。また、デザイン的に座と背クッションに飾ボタンが付いていましたが、今回の張り替えで座面に関しては、ボタンを付けない方法で張り替えました。というのも、座面の飾ボタンは取り付け方法的に紐で縛る方法ですので、長年ご使用いただいている間に、お尻で引っかけて取れてしまうことが多く見受けられるからです。背もたれは、力が強くかかるケースが少ないため、取れてしまうことも少ないようです。

before

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座面のクッションを取り外すと座面の木枠の内側には、メッシュ状のナイロンシートが張られていました。そのシートも長年のご使用で多少のノビが出ていましたのでウエービングシートに張り替えさせていただきました。といってももとのシートもまだまだ使用できるものなので、補強として剥がさずにその上から張らせていただきました。最初の納品時にクッションを硬めにつくり納品させていただきました。硬くしたことで腰掛けたときに沈まずに座面の高さが高くなってしまいました。そのために、ＭＡさんに腰掛けていただいたときに、奥様のかかとがつかないという腰掛けにくいものとなってしまったために、改善方法を検討し、座面クッションの奥行きがありすぎたことにも気づき、まず、クッションの奥行きを詰めさせていただきました。それでかかとはつくようになりましたが、数日お使いいただいたところで、硬くて逆につかれてしまうというご連絡をいただきましたので、クッションのみ宅急便でお送りいただき、中身ウレタンをオリジナルとの中間ぐらいの硬さに作り替えて送り返させていただきました。そのクッションでご満足いただきました。張り替えではこういったことはあるものと考えて対応させていただいております。最終的に長期間、快適にお使いいただけるような仕事をしたいと常に考えております。