• 生地の選び方
  • 電話番号:049-258-4143
  • メールアドレス:info@azuma-kako.co.jp
TEL:049-258-4143
月~土 _9:00-12:00 13:00-16:30
カタログNO_C303


C303

カタログNO_C303
きっかけ 当社への連絡
引取方法 引取日
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 0日間
納品方法 納品日
納品場所  ()
納品住所
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/ウイングチェア / ウイングチェア
加工内容 張り替え
数 量 1本
生地 布地
柄/フェイス/織り スモールパターン / モール
生地調達方法 支給張り地使用
加工費 ウイングチェア張り替え加工費
@ 99,000 円(税別 90,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
ウレタン代、送料(小さな引っ越し便)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 ウレタン交換、布地は「ローラアシュレイ」社のものを支給
Before & After
before
before Photo11
after
after Photo12
before
before Photo11
after
after Photo12
before
before Photo21
after
after Photo22
before
before Photo21
after
after Photo22

ReChair椅子張り職人の仕事

一人がけのソファを購入したいと、あちこち捜していましたが、なかなか気に入ったソファとめぐり合えずにいたあるとき、友人に誘われ、ひやかしで立ち寄った町田の市営リサイクルセンターで、古い大ぶりのソファに出会いました。
以前はどこかのお役所で使われていたらしいというそのソファは、女性的な曲線、貝のような背もたれ、心地よい腰のあたりのクッションと、なかなか重みが感じられ、見て、座って、「なかなかいいなー。」と思いましたが、何しろ、長い間倉庫にでも入っていたようにかび臭く、生地も擦り切れ、汚れていました。
「これはダニでもいたりして・・」と思うと、とても買う気にはなれませんでした。
場内を一通りし、帰りにもう一度、そのソファの方を見ると、金髪の外国人女性が熱心に座ったり、寸法を測ったりしてました。
「たしかに、外国人が好きそうだよなあ。。大ぶりだし。。」そう思って、リサイクルセンターを出たのですが、しばらく車を走らせてから、「もしかしたら、とってもおしいソファではなかろうか。あんな形のソファには、2度とめぐり合えないんじゃーないだろうか。もう、あの外国人に先を越されたかしら。」そう思い出すと、いても立ってもいられず、友人に、車をUターンして飛ばしてもらい、閉店5分前にすべり込みました。幸い、まだ売れておらず、早速、購入の手続きをしました。「3500円」のお買い物でした。

| 椅子張り職人の仕事(1)

その後、近所のソファ工場などに電話をしたりしてましたが、「張替えはやってません」というところがほとんどで、やっと一社、「やってやれないことはと思いますが・・」という工場はありましたが、「でも、新品を買ったほうが安いですよ」と迷惑そうな対応でした。
そんなとき、友人から荒川さんのHPを教えてもらい、「張替えに対するこだわり」が伝わってきて、「ここならば!」と思い、問い合わせをしたところ、とても丁寧な対応で、私が不安なことや、疑問に思っていることにもきちんと答えていただき、まったく気にとめていなかったようなことまで、先回りしてアドバイスしてくださいました。
布地のサンプルを送ってくださいましたが、今回は、私の好きなローラアシュレイの布を自分で用意して張替えをしてもらいたいと申し出ると、快く引き受けてくださいました。それについても、私が個人で購入するより、荒川さんが業者として仕入れるという形にしたら、少しでも安く出来ないか・・というような気遣いをしてくださり(頼んだわけではないのに)、ローラアシュレイ東京本社にまで問い合わせてくださって、(結局、それはだめだったのですが)、ほんとに「いったい、ぜんたい、なんでこんなに気が利くのだろう」と感心するほど、熱心にお世話をしていただきました。

| 椅子張り職人の仕事(3)

「日本のメーカーの布は、10年もつことを前提としている。アメリカ、ヨーロッパの布は5年というのが標準で、それは、ソファに対する考え方の違いなんです、云々」(このことは、生地を決めるときの最終決断、今後のメンテのプランにとても参考になりました。)、腰痛持ちの私のことを考えて、オリジナルよりも、やや硬めにウレタンを組み込んでくださったりと、「職人と言うよりコンサルタントだなー」と感心しました。
結局、布は、イギリスのローラアシュレイから一月ほどかけて取り寄せて、さらに、一月かけて、張替えをしていただきました。
木の枠のみをのこして、ウレタンを総入れ替えしたソファは、まったく衛生的な新品のオリジナルソファそのものです。
数ヶ月前まで、薄暗いリサイクルセンターの隅にひっそりと置かれていた中古のソファは、いまではすっかりその面影はなく、我が家のリビングで「癒し系」の役を立派にこなし、訪れる友人たちのアイドルにもなっています。
荒川さん、ほんとにいろいろお世話になり、どうもありがとうございました。
これからも、よいお仕事をしてください^^!

| 椅子張り職人の仕事(5)

C303 の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

前のページに戻る

実例一覧ページへ実例検索フォームへ

このページ内の専門用語を抜粋して紹介ReChair椅子張り用語集

ウレタンフォーム モール

見積