KOSUGA(コスガ)社製
カタログNO_C255
7251LDC
背付きダイニングチェア(背籐張り)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2002-02-02 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 14日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-02-16 |
納品場所 | 埼玉県入間市 OK邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県入間市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
製造メーカー | KOSUGA(コスガ)社製 |
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商品名(シリーズ名) | 7251LDC |
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背籐張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 3本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 背付きダイニングチェア張り替え加工費 @ 27,500 円(税別 25,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、幅広ダイニングチェア追加加工費、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・座面ウレタン交換 ・背もたれを「籐→布地」へ張り替える |
Before & After
HPをご覧いただき、背付きダイニングチェア(3脚)の張り替えの件で、OKさんの息子さんからお電話をいただきました。ご実家の方へ連絡を入れて欲しいと言うことでしたので、OKさんにお電話を差し上げ、簡単な見積もりの結果、布地サンプル帳を持って、お引き取りにうかがわせていただくことになりました。背もたれは籐で張られていましたが、張り替え後は背もたれも布地で張らせていただくことになりました。背付きダイニングチェアの張り替え加工費は1脚 13,000円。中身ウレタンやウェービングテープなどの材料費は含まれています。この他に布地代と送料がかかります。ウェービングテープとは座面の弾力を出すために座面枠の枠内に縦横に張られているゴムテープのことです。
ダイニングテーブルとダイニングチェア4本の」5点セットで購入されたそうですが、1脚だけイスが破損してしまったようで、現在は3脚お持ちだそうです。「コスガ」社製のダイニングチェアですが、このシリーズは座面の高さが少し低めに作られているために日本人にとっては腰掛けやすい高さになっています。また、イスに合わせてダイニングテーブルも通常よりも高さが低かったようです。肘の部分にぐらつきがみられましたので、再度ノリを入れ直し、圧着させました。その甲斐あって肘のぐらつきはほとんどとれました。
座面のラバーテープが伸びきった状態で硬化してしまった状態(写真:真ん中 座面の裏側から撮影)です。ラバーテープは天然ゴムを原料としているため、年数が経つと硬くなってしまうのは仕方のないことです。現在では、ラバーテープに代わってウェービングテープが主流です。ウェービングテープは硬くなりにくいので弾力が長い間持続します。中身ウレタンは硬めのウレタンと柔らかく弾力のあるウレタンとを組み合わせたものに交換させていただきましたので、座り心地も硬めでしっくりとくるものとなりました。OKさんにもお喜びいただきました。
背もたれは籐で張られていました。通常であれば、籐は籐で張り替えることになりますが、「どうせクッションを置いてしまうのだからはじめからウレタンを入れて布地で張ってください。」というOKさんのご希望で座面と布地と共布で張り替えさせていただくことになりました。籐が張られていた縁に溝が掘ってあるのでその溝を使って仕上げようと考えました。しかし、その溝で仕上げた場合、背もたれの木枠幅がありすぎて背もたれのバランスがどうもしっくりと来ない感じがしました。ですから、その溝よりもできる限り外側のラインで仕上げることにしました。そういったセンスも”AZUMAのイス張り職人”は兼ね備えています。