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カタログNO_C231

ダイニングチェア修理・補強
C231 KU邸 C231 KU邸 D/Cは張り替え、ソファはリフォームで座り心地を替える

レビューを頂きました

カタログNO_C231
使用した生地詳細はコチラ
UP2204-2217 UP2209(メーカー:サンゲツ)
プレーン/ニット/オレンジ
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 お引き取り 引取日 2002-01-09
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 10日間
納品方法 納品 納品日 2002-01-19
納品場所 東京都台東区 KU邸(個人宅)
納品住所 東京都台東区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ダイニングチェア/座面 / 縫製なし
加工内容 修理・補強
数 量 4本
生地 布地
柄/フェイス/織り ストライプ・ボーダー / ジャガード
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 ダイニングチェア座面張り替え加工費
@ 6,600 円(税別 6,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
布地代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面ウレタン交換
Before & After
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after Photo12
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after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ダイニングチェア修理・補強

昨年の暮れにHPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア4脚の座面張り替えの件でメールにてお問い合わせいただきました。メールを確認してすぐに返信メールを送ると携帯電話の方へご連絡いただき、直接お話しすることができましたのでダイニングチェアの形状等をお聞きすることができました。年末ということもあったので年明けにうかがわせていただくことになりました。ダイニングチェア座面張り替え加工費は1脚 5,000円。座面の中身ウレタンは交換させていただき、この他に布地代と送料がかかります。
 張り替え前後を写真で比べると分かりづらいかと思いますが、張り替えの工程手順としては次の通りです。座面を取り外して布地と中身のウレタンを座面の板から剥がして取り除きます。座板が木枠本体の内側にはまるタイプですので、木枠と座板の隙間を確認します。この隙間によって座板の側面までどれくらいの厚みのウレタンを使用するか、ウレタンをどのように組み合わせるかをここで決めていきます。私たち職人がもとも嫌うことは木枠と座面の間に隙間ができてしまうことです。”AZUMAのイス張り職人”は見た目や座り心地、長持ちさせる仕事にこだわりたいと材料や工程を考えています。今回は下に硬めで型くずれのしにくいウレタンと表面に柔らかく弾力のあるウレタンといった感じで2種類のウレタンを切り、座板にノリでしっかりと付けて下ごしらえをしていきました。

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after Photo22
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after Photo22

下ごしらえまで終われば残すは布地を張る工程となります。KUさんがお選びになった布地はストライプでしたので、下手に張ると見栄えの悪い座面に仕上がってしまいます。じつは”AZUMAのイス張り職人”は布地の糸目を気にして張っていますので、ストライプのような柄もそうですが、縦横の糸目が曲がっていたり、斜めに張られていたりするものが気になって仕方がありません。無地の平織りの布地をきれいに張り上げることができれば、ストライプ柄もきれいに張れるようになります。そうして張り上がった座面を木枠にはめ込み、木枠と座面との隙間と座り心地を再度確認します。ここで納得できたら座面を取り付けて完成となります。張り替え完了後のダイニングチェアの座り心地は、「硬くなった」とおっしゃる方がほとんどですが、ダイニングチェアとしての機能を考えると、「使用頻度が高い」、「食事を採るための作業椅子と考えられる」ことから、ウレタンをあえて硬めにつくっております。しかし、ご希望があれば中身のウレタンはご希望に近い柔らかさに仕上げることができます。

カタログNO_C231
使用した生地詳細はコチラ
UP2204-2217 UP2209(メーカー:サンゲツ)
プレーン/ニット/オレンジ

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/フォーマルタイプ / 2人掛け肘付きソファ
加工内容 修理・補強
数 量 1本
加工費 2人掛けソファの座面のリフォーム代
@ 132,000 円(税別 120,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面クッションがずれ防止加工(マジックテープ使用)
Before & After
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before Photo11
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after Photo12
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before Photo11
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after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ダイニングチェア修理・補強

ダイニングチェアと一緒にご相談いただいていたのが2人掛けソファの座面クッションの中味交換でした。座面の形状によってウレタン代が変わってきますので、せっかくですから、ダイニングチェアのお引き取りの時に、見させていただきました。正確なお見積もりをさせていただき、本体の敷き下(座面クッションが置かれる場所)にマジックテープを付ける加工のご依頼もいただきました。2人掛けソファの座面のリフォーム代は25,000円。ウレタン代と加工費となります。送料は、ダイニングチェアと同じ日程なのでかかりません。
 最初にメールにてお問い合わせいただいたときに、2人掛けソファの座面クッションの中身ウレタンを交換したいというお話しをうかがっていましたが、張り替えのように全体を加工する場合は、ある程度の手間を計算しやすいのですが、部分的なこととなるとソファの形状によってその作業にどれほどの手間がかかるのか分かれますので、実際に見させていただいてお見積もりさせていただくことになっていました。そこでダイニングチェアの件でお引き取りにうかがったときに、はっきりとお見積もりさせていただく運びとなりました。ソファを見させていただくと、座面は取り外せるタイプでしたので中身ウレタンの交換は容易に行えることが分かりました。座面クッションの中身ウレタン交換については、現状よりももっと硬めにつくって欲しいと要望をいただきました。

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その他にKUさんの方から「座面クッションはマジックテープで固定式になっているがすぐにとれてしまう」というご相談をいただき、ソファをよく見てみると、マジックテープのメスの役割をしている本体側の布地が切れそうになっていて、マジックテープのメスとしての役割もほとんど果たしていないような状態になっていることが分かりました。さらにその布地に伸縮性があるため、本体座面の張り地が前にずれてしまっていました。これは、本体座面の布地の部分をしっかりとした強度をもつ椅子生地に交換して、マジックテープのメスを縫い付けることによって解決できる旨を説明させていただきました。その結果KUさんのご希望通り型くずれのしにくい、硬めの座り心地にリフォームすることができました。

お客様のレビュー

東京都台東区 KU邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想

いいと思います。十分な出来上がりだと思います。あとは何年後に修復(改善)することになるか・・・ですがおそらく、だいぶ先のことになりそうな気がします。またいずれお会いしたいと思います。

2.張り替えを注文するまでの不安

特になし、メールも適切な頻度でフォローがあり、十分と認識した。

3.アラ・カワの接客態度

好感持てます。

4.その他お気づきになられた点

シート地の種類がもっとあるとよかった・・・という気がします。サンゲツさんのモノ以外にも多くのものがあるといいと思います。でも趣味性の高い部分でもあり、一般的なオーダーには十分対応可能な範囲でしょう。でも、今後はモノを大切にするという感覚が従来のバブル期と異なってもっと意識が高まってくるので、選択の範囲が広い方が良いと思います。FOB・COOP、サザビーなどをご参考にされてみてはいかがでしょうか。メーカーは、あくまでも汎用性の高い一般的なものを生産するのが良いのでしょうが、個のテイストが問われる時代になるので、その辺を高めてみたらもっとニ?ズは高まると思いますよ。

C231 KU邸 2人掛け肘付きソファ(フォーマルタイプ)修理・補強後の写真1
C231 KU邸 2人掛け肘付きソファ(フォーマルタイプ)修理・補強後の写真2
C231 KU邸 2人掛け肘付きソファ(フォーマルタイプ)修理・補強後の写真3
C231 KU邸 2人掛け肘付きソファ(フォーマルタイプ)修理・補強後の写真4

C231 KU邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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