カタログNO_B197
きっかけ | リピーター | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-11-10 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 20日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-11-30 |
納品場所 | 東京都目黒区 KA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都目黒区 | ||
ご注文回数 | 9 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/置きクッションタイプ / 応接セット |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1組 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | スモールパターン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 3人掛け、1人掛けソファのクッション張り替え加工費 80,000円(税抜)*総額表示義務付施行前 |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面・背もたれウレタン交換 |
Before & After
ソファ張り替え
B170「ソファ&ダイニングチェア」,B178「ベッドフレーム」に引き続き、KA邸の置きクッション型ソファの張り替えをご依頼いただきました。ソファは3人掛けと1人掛けで、クッションの数は座面が4個、背もたれが4個の合計8個です。クッションの中身にバネを使用してあるタイプなので、バネの部分は活かして、もともとはバネと綿を使用してありましたが、バネとウレタンを用いて作り直します。3人掛け、1人掛けソファクッションの張り替え加工費は106,000円。この他に布地代がかかります。
KAさんお持ちのソファは3人掛けが1本と1人掛けが1本でした。張り替え前に腰掛けさせていただき、クッションの中身を想像したところ、どうやらバネが中に入っている様でした。単純に中身ウレタンの交換とすると、クッション下が板なだけに、硬いだけのクッションになってしまうと考え、このバネを活かしてクッションの中身を形成することにしました。こうしてでき上がったのは真ん中の写真のウレタンです。じつはこのウレタンの中にはバネが入っており、腰掛けたときにバネの弾力とウレタンの硬さや柔らかさを感じます。ウレタンだけでは表現できない座り心地となります。
バネを用いたのは座面だけでなく背もたれのクッションの中身にもオリジナル同様バネを用いました。オリジナルの製作時期にはまだ、ウレタンが普及していなかったようで、黒綿やパーム椰子でつくられた、厚み1cmほどのシートで形成されていました。今度は”AZUMAのイス張り職人”がウレタンなど現在の優れた材料と組み合わせてクッションの中身を形成していきました。こういった、年代物の椅子と触れ合うと、昔の職人の仕事を目の当たりにして勉強になる反面、それ以上のものをつくりたいと意欲が湧いてきます。これは私たち職人の勝手な向上心ですが、座り心地としてKAさん(お客様)にお喜びいただけるものでもあります。考え手間を掛けたクッションですからお喜びいただけたかと思います。
カタログNO_B197
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/置きクッションタイプ / 1人掛け肘なしソファ |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | スモールパターン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け肘なしソファ張り替え加工費 @ 44,000 円(税別 40,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン部分交換 |
Before & After
ソファ張り替え
緑色の置きクッションタイプの1人掛けソファです。こちらも赤いソファ同様、クッションの中身にはバネと綿を使っていて、バネとウレタンとで作り直します。緑色の置きクッションタイプの1人掛けソファです。こちらも赤いソファ同様、クッションの中身にはバネと綿を使っていて、バネとウレタンとで作り直します。1人掛けソファクッションの張り替え加工費は23,000円。この他に布地代がかかります。張り替え後はヒョウ柄の布地を前回と同様にお選びいただきました。ソファをどのお部屋で使われてもいいように統一感をお考えになったようです。しかし、パイピングに小豆っぽい赤を用いてアクセントに持ってこられました。
もうひとつは、フレームが木製の肘掛けソファが1本です。赤い方のソファ同様バネをクッションの中に入れ込んでの使用でそろえました。オリジナルのビニールレザーはすでに硬化してしまい、バネの弾力を伝えることができていませんでした。中身を作り替えましたのでクッションの弾力が復活しました。その座り心地に関しては、ビニールレザーから布地に変わるわけですから、当然張り地としても柔らかくなります。また、中身については自信を持って製作させていただきましたので、さらによいものに仕上がっていると思います。
座面の張りを比べていただきたいものです。座り心地に関しては、それこそ腰掛けてみなければ分からないでしょうから、そればかりはHPでご紹介できないのが残念です。もうひとつ、オリジナルは張り地が緑、パイピングが白こともあってか、張り替え後も張り地とパイピングを色違いで仕上げたいというのがKAさんのご希望でした。張り地はヒョウ柄の布地、パイピングはえんじ色を合わせました。”AZUMAのイス張り替え”では事細かなご注文まで技術的に可能な限りお答えいたします。