パーソナルチェア張り替え
カタログNO_B144
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お持ち込み | 引取日 | 2001-08-25 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 9日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-09-03 |
納品場所 | 千葉県千葉市美浜区 AO邸(個人宅) | ||
納品住所 | 千葉県千葉市美浜区 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1 | パーソナルチェア/ロッキングチェア |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 合成皮革 |
柄/フェイス/織り | プレーン / ソフトレザー |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ロッキングチェアの張り替え加工費 30,000円(税抜)*総額表示義務付施行前 |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
合成皮革代、ウレタン代、送料(納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面・背もたれウレタン交換 |
Before & After
パーソナルチェア張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからロッキングチェア張り替えの件お問い合わせいただきました。すぐにお電話を差し上げたところAOさんのお休みの日を利用して弊社工場まで車で持ち込んでいただけるとおっしゃってくださりました。実際に、ロッキングチェアを持って工場の方へ足を運んでいただきました。張り替え後は合成皮革をお選びいただきました。思い入れのあるロッキングチェアということで、AOさんのイメージ通りに仕上げたいと思います。ロッキングチェアの張り替え加工費は40,000円。一度木枠だけの状態にして、下ごしらえをしていきますので、中身ウレタン等はすべて交換いたします。
思い入れのある椅子
AOさんの奥様のご実家で使われていたロッキングチェアだそうで、このロッキングチェアには特別な思い入れがあるそうです。持ち込んでいただいたときには、木枠の部分と椅子の部分をつなぐ接合部分のかみ合わせが悪くなっておりまして、この部分の修理もご依頼いただきました。
色以外に明らかに違うのは座面と背もたれの厚みです。一度木枠だけの状態にして、そこからは”AZUMAのイス張り職人”が自信を持って仕事をしていった結果、AO邸のロッキングチェアにはいろいろなバランスからこの厚みが良いと考え、この厚みに見合った中身ウレタンを吟味しました。そして、長時間腰掛けたときに疲れにくいように硬めのしっかりとしたウレタンを用いました。
長年の軌跡を感じます
写真:左はロッキングチェアの座面前方で、中身ウレタンがへたってしまい厚みがなくなってしまっています。写真:中は木枠と椅子の部分を木ネジで締めてあったのですが木ネジが緩んで暴れてしまう為に椅子本体の木の方の穴が大きくなってしまい、木ネジが効かなくなってしまったためにぐらつきが改善されない状態でした。写真:右は肘の外側が何かに当たっていたのか塗装がはげてしまっていました。
座面の厚みが厚くなったのがお分かりいただけるかと思います。そして、木ネジが効かなくなってしまった部分の修理も完了、肘の塗装のはげていた部分には近い色の修正ペンでタッチアップしましたので、目立ちにくくなりました。タッチアップは応急処置の一種なので塗装の塗り替えとはまったく別のものです。納品のときAOさんに喜んでいただけた様で、そういった表情がうれしいですね。