カタログNO_B137
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | DCお得に張り替え |
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引取方法 | 宅急便 | 引取日 | 2001-08-20 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 1日間 |
納品方法 | 宅急便 | 納品日 | 2001-08-21 |
納品場所 | 東京都多摩市 HA邸() | ||
納品住所 | 東京都多摩市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 縫製なし(本体なし) |
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加工内容 | 張り替え / ウレタン交換 |
数 量 | 4本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | スモールパターン / ジャガード |
生地調達方法 | 在庫張り地使用 |
加工費 | ダイニングチェア座面張り替え加工費 @ 7,150 円(税別 6,500 円) |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただき「張り替え全国版」からダイニングチェア座面の張り替えの件でお問い合わせいただきました。弊社の在庫の布地で張らせていただくというシステムになっておりますので通常張り替え加工費の他に別途布地代が必要ですが、実際に布地を見て触ってお選びになれない代わりに、張り替え加工費だけで張り替えが可能です。HAさんの場合お持ちのダイニングチェアの座面が裏側からネジで取り外せるタイプで、取り外して座面のみを宅急便で送っていただきました。張り替え完了後宅急便で送り返させていただきます。この場合、座面の張り替え加工費 1脚5,000円で布地代込みで張り替えが可能です。
座板さえあれば新品以上!
ダイニングチェア座面に対しての汚れは長年ご愛用なさった証拠ですね。中身ウレタンもぺったんこになっておりましたが、布地とウレタンの両方を交換いたしますのでご安心ください。座面に関しては新品当初よりしっかりとした座面に仕上げさせていただきます。
布地を変えて張り替えさせていただいたわけですから張り地がきれいなのは当たり前のことですが、この布地の場合、遠目で見てお分かりいただけるかと思いますが、布地の目がご覧いただけるでしょうか?こういった柄は布地を張るのが下手ですと、波打った柄になってしまいます。柄の目を合わせることは”AZUMAのイス張り職人”にとってはごく当たり前のことなのです。
張り替え後の裏面
在庫布地が悪い布地ではありません。東加工所の在庫布地は大きな仕事をした時などの余った布地でダイニングチェア4脚以上張れる布地を在庫して残しているものですから、通常では手に入りにくい布地や、高価な布地、有名ホテルのスイートルームに使用した布地など放り出しのものありますよ。布地はどれであっても”AZUMAのイス張り職人”の仕事に変わりはありません。”AZUMAのイス張り替え”シールをきちんと貼らせていただきました。
デジタルカメラのフラッシュが強すぎて張り替え前の座面の厚さがはっきりと分かりませんが、実はウレタンがつぶれてしまっている関係上、ずいぶんと薄くなっていました。今度は硬めのウレタンを使用しましたので厚みは厚くなり、また、この厚みが長持ちします。最後に、座面の角の部分のUP写真ですが、布地の柄が良くお分かりになると思います。角の部分の処理も我ながら上手です。
ReChair在庫生地よりお選びいただきました
ReChair在庫生地 NO.128
*ReChair在庫張り地は、ダイニングチェアの座面張り替えの方で、HP上の「ReChair在庫生地サンプル帳」の中よりお選びいただくか、工房まで直接足を運んでくださった方に無償で提供しております。その他の場合は、有償となります。在庫張り地には、布地、ビニールレザー、合成皮革、ソフトレザーが在庫に応じて含まれております。革に関してはこのサービスは適応しませんのでご了承ください。
お客様のレビュー
東京都多摩市 HA邸()
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
さすが専門の職人さんですね、「いい仕事してますねえ。」一見しての美しさと堅牢さから、座面へのこだわりと技術と自信伝わってきます。 ウレタン加工と生地張り/留めの絶妙なバランスが、チェック柄の生地をして、芸術的ともいえる曲面文様を創出させている仕上がりです。 10年以上も使用した張替前の座面とは座り心地の比較のしようもありませんが、家族全員「これは、チョーチョーチョーいいカンジ」と満足しております。(発注責任者は一安心)
2.張り替えを注文するまでの不安
生地の選択:今回は「全国版」方式での発注であり、色と柄を現物見本なしで決定するのは不安でした。オンラインサンプル帳も拝見しましたが、種類が多すぎ、どれがいいのかかえって選択が難しく感じます。(サンプル帳の用語もファブリックの専門家でない人には難しいのでは?) そこで、ダイニングチェアの座面としては、無難な色柄の生地であれば大ハズレはないとの大前提のもとに、「在庫生地」を「職人が推薦できる、実績のある、即納可能な生地」と考え、最終的には、グレー系と淡いブルー系在庫生地の画像サンプルを「利用者代表」に見せて了承をとりました。ストライプやチェックといった幾何学柄自体は想像がつきますので、張替前のプレーンに対し多少アクセントのあるチェック柄を選択しました。ただし、色味や柄の大きさにはイメージとの多少のずれが想定されますが、それは、納品後の大いなるお楽しみ??と考えました。
作業日程:座面のないチェアが日常生活パターンに与える影響は甚大です。たまたま家族がお盆で帰省している時期がありますので、そのタイミングにあわせて作業をお願いしました。(旅先から帰ると、魔法のようにチェアがきれいになっているという美しいシナリオです。)
座面受領後、即日加工→即日発送と段取りよく作業していただき、すばやく的確なメールによる進捗状況提供と会わせて安心してお任せできました。
3.アラ・カワの接客態度
<ダイニングチェア張り替え(全国版)お問い合わせ>フォーム+メール+銀行振込+宅配ですので、お電話のやりとりも面識もございませんが、十分に満足のできるレベルです。 HPが、アラ・カワさんの接客姿勢そのものではないでしょうか。「お客様に提供できるサービスが明確である」、「いくらで提供できるのかがはっきりしている」、「問い合わせフォームのロジックが明快である」、「加工実例とお客様の声が分かりやすく紹介されている」、「中小企業としての姿勢、職人としての態度、誇りが表明されている」ことに加えて、最初のフォーム問い合わせに30分程度でご返事いただいたことにより、信頼してお仕事をお願いできる方と判断させていただきました。
4.その他、お気づきになられた点
座面をはずすのは簡単ですが、取付けるのは意外に難しいとわかりました。今回は4脚4座面の取付けでしたが、はずしたチェアにはずした座面を付け戻したいのが人情です。はずした時に、座板裏面とチェア足天面に番号を書いておいたのですが、張替後の座板裏は裏布できれいに覆われており、番号を読取ることができませんでした。アラ・カワさんにこの番号を”AZUMAのイス張り替えシール”に転記していただけるようお願いしておけばよかったのですが。また、はずしたネジ穴位置を探すために、まず鉄串のようなもの4本を探しまわることになりました。