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カタログNO_B132

ソファ張り替え
B132 MA邸 B132 MA邸 ご実家にあった椅子を完全リフォームしてご自宅でご使用

カタログNO_B132
きっかけ 掲載誌より 当社への連絡 お電話
引取方法 お引き取り 引取日 2001-08-16
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 21日間
納品方法 納品 納品日 2001-09-06
納品場所 東京都国分寺市 MA邸(個人宅)
納品住所 東京都国分寺市
ご注文回数 1 回|お客様リピート実例へ

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ソファ/木地だしタイプ / 1人掛け肘付きソファ
加工内容 張り替え / 塗り替え
数 量 2本
生地 布地
柄/フェイス/織り プレーン / 平織り
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 1人掛け肘なしソファの張り替え加工費
@ 88,000 円(税別 80,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 木地だし部分の塗り替え
バネ吊り直し(鼓バネ使用)
Before & After
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職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

HPがきっかけで掲載された週刊誌「anan」をご覧いただき、肘掛け椅子張り替えのお問い合わせをお電話にてご連絡いただきました。お見積もり、お引取り日をその場で決め、後日お見積もりにうかがいました。MAさんが子供の頃に飛び跳ねて遊んでいたというアームチェアをご実家のご両親から譲っていただいたそうです。イスには長年ご使用いただいた跡が大いに残っているものでした。そして、このイスとテーブルを塗り替え、張り替えたときどのように喜んでいただけるか張り替え前から楽しみでなりません。アームチェアにに関しては今回は塗り替えもさせていただくことになりましたので塗り替えと張り替え加工費合わせて1脚 50,000円。中身ウレタンの交換も含みます。肘掛け椅子とセットのテーブルで、サイズとしてはサイドテーブルほどの大きさで、この2脚の肘掛け椅子の中心に置くにはちょうど良いサイズでした。こちらも肘掛け椅子同様年代物ですので塗り替えにはかなり手間が必要となります。しかし、手間を惜しまずにかけた分だけきれいに仕上がります。塗り替え工賃は30,000円。
バネを使用したアームチェア
 MAさんの椅子は年代物の肘掛け椅子で座面の構造部分には鼓バネが使われていました。鼓バネは1個1個バネ糸で絡げていく”AZUMAのイス張り職人”の腕の見せどころでもあります。他のイスの張り替えは他社で出来ても鼓バネの椅子を張り替えられるイス張り職人は激減しているのです。

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MAさんが子供の頃、ご実家で飛び跳ねていたというアームチェア。そのアームチェアをご実家から譲っていただいたそうで、今回の張り替え、塗り替えということになりました。中身のバネまですべていじっての作業となりましたので、もちろん中身ウレタンはすべて交換いたしました。座り心地ももとの座り心地よりも良くなっているものと思います。何故なら手間を惜しまない技能と現在の優れた材料を使用しての張り替えになるからです。

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飾り鋲
 バネを使用したイスは鋲を使って仕上げていることが多いのですが、MAさんのアームチェアも例外ではなく、鋲を縁に打ちつけて仕上げてありました。これは、木枠の部分に直接張り地を打ちつけるので、打ち付けたステープル(ホチキスの芯のようなもの)を隠すために飾り鋲を打ちつけているのです。
 座面のひび割れは布地の部分に強い圧力がかかっている証拠です。その圧力とは、バネの上に伸びようとする跳ね返りの圧力です。バネを絡げているバネ糸が切れたりしてバネを一定の位置で固定出来なくなったのでしょう。ただ布地を張り替えるだけでは、それは改善されませんのでバネからいじってあげなければなりません。それが”AZUMAのイス張り替え”です。また、そういった加工を行えるのが”AZUMAのイス張り職人”というわけです。ですから、どのようなイスの場合にもそのイスにあった張り作業を考え、中身ウレタンなどを吟味していきます。MAさんのアームチェアも同様に張り替え加工を施させていただきました。

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● 塗装部分の塗り替え ●
 塗装の塗り替えは、張り替えと同様に高額になりますが、古く思えていた椅子が新しくなったように見えてしまいます。また、椅子に対する思いもあるでしょうからその喜びもひとしおかと思います。そして、塗り替えは張り替えと同時に行うのがベストです。塗り替えだけ単独で行った場合、布地の部分を養生して塗りますが、養生する手間もかかりますし、その時は良くても、張り替えの際に塗りきれていない部分が出てきてしまったりします。張り替えと同時であれば一度は木枠だけの状態にしますので、塗装の職人も塗り易いということになり、それは仕上がりもきれいにいくということになります。

カタログNO_B132
同製品でのお見積りはコチラ
その他のテーブル

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 イス以外/テーブル / その他のテーブル
加工内容 張り替え / 塗り替え
数 量 1台
生地 布地支給
加工費 テーブルの塗り替え
@ 0 円(税別 円)
費用
ご依頼条件にて異なる
送料(引き取り・納品代)
※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。
Before & After
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after Photo12
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職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え

塗装の塗り替えがなぜ高額になるのか?塗り替えは新品を塗る時の3倍の手間がかかると家具塗装職人は語ります。新品の場合、木工の職人から仕上がってきた家具をそのまま吹き上げていけば完成します。「そのまま」というのは傷の補修などの手間が必要ないのですぐに下地処理、塗装にうつれるということです。塗り替えの場合、工程が以下のように増えます。「塗装の膜を落とす」、「傷等の補修および下地処理」、「塗装」。特に、塗膜を落とす作業に手間がかかります。一般的に塗り替えというとメンテナンスのように思われがちですが、われわれの言う塗り替えとは先のような工程を踏んで加工していきます。現状の塗膜の上から吹いただけの塗装は、時間が経つと新しい塗膜の部分がパリパリと剥がれ落ちるケースが多いようです。このようにして塗り替えられたMAさんの椅子とテーブルはまさに新品の時に近い状態まで仕上げられました。


B132 MA邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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このページ内の専門用語を抜粋して紹介ReChair椅子張り用語集

ウレタンフォーム ステープル 鼓バネ 平織り

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