ダイニングチェア張り替え
カタログNO_B121
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-07-31 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 6日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-08-06 |
納品場所 | 埼玉県飯能市 TA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県飯能市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 縫製なし |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / 新素材 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面の張り替え加工費 @ 6,600 円(税別 6,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 布地は「止水シリーズ」といって汚れても布地の上から洗剤などで洗えると謳われている布地 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア張り替えの件でHPよりお問い合わせいただいたのは日曜日の早朝でした。アラ・カワはお休みをいただいておりましたが携帯の方へメールが転送されてきましたのでその日のうちにお電話でお見積もりを差し上げることができました。お引取りの日を決めさせていただき後日布地サンプル帳を持ってうかがわせていただきました。TAさんのご自宅にうかがうことになっている前日にご連絡して、時間を決め、当日は布地サンプル帳を持参いたしました。ダイニングチェアは全部で4脚で布地が張られていたのは座面でした。ダイニングチェア座面の張り替え加工費は1脚5,000円。中身ウレタンは硬めのウレタンに交換いたします。
ダイニングチェア座面張り替え
ダイニングチェア4脚の座面は長期間ご使用になられて擦り切れてしまっている箇所も見受けられます。”AZUMAのイス張り替え”では中身ウレタンを交換させていただいておりますので、座面に関してはよりしっかりとした座面に仕上がると自負しております。
お子さんがこれからものをこぼして汚してしまう機会も増えるということで”止水シリーズ”の布地をお選びになりました。止水シリーズは表面には撥水加工がかかっており、裏地には薄いビニルが貼り付けられていますので洗剤などで布地の上から洗うことも出来るものです。しかし、一度洗剤などで洗ってしまった場合、撥水加工の効き目がだんだん薄くなってくると考えられます。
座面
TAさんのお子さんがちょうどつかまり立ちをすると座面の高さになるそうで、擦り切れた部分を舐めてしまうということで早急に張り替えをご検討されたそうです。中身のウレタンが”AZUMAのイス張り替え”と比べると少々柔らかいウレタンでした。柔らかいウレタンは丸みは出ますが、長期間その膨らみを保つことが困難だと考えています。
布地がどんなに擦り切れていても、ウレタンがどんなにボロボロになっていてもダイニングチェア座面の張り替えの場合は再利用するのはもとになっている座板だけで、ウレタンや布地は新しいものを使いますので、まったくの新品になってしまいます。中身ウレタンに硬めのものを使用していますので角の部分がつぶれずに厚みを保っている分だけ全体的に平らに見えますが、丸みを出したい場合は化繊綿などを表面に足して簡単な膨らみを作ります。
ReChair椅子張り職人の仕事
背もたれに寄りかかると”木のきしむ音”が気になられていた様でご相談いただきました。良く見ると背板の付け根の部分が軽く動いてしまっているように思えたので、それを固定している木ネジを取り外してみるとノリが切れてしまっていました。
接地面にノリを入れ(写真左)、再度木ネジで締め付けて固定します。締め付けていくと接着面から余分なノリが出てきます(写真右)のでそれを濡らした布地等で拭きとって半日おき乾いたら完了です。