カタログNO_B118
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-07-25 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 20日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-08-14 |
納品場所 | 東京都豊島区 T大学(応接室) | ||
納品住所 | 東京都豊島区 | ||
ご注文回数 | 2 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/スタンダードタイプ / 3人掛け肘付きソファ |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地1/生地2 | ソフトレザー / ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 合成皮革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 3人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 176,000 円(税別 160,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ソフトレザー(座面、背表、肘表)代、ビニールレザー(背裏、肘裏)代 ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ソフトレザーと同色のビニールレザーを部分的に張り分ける 座面ウレタン交換 |
Before & After
ソファ張り替え
HPの実績が多少なりともついてきたところでDMを流しました。そこでちょうど張り替えをご検討中だったというT大学よりご連絡をいただきまして、翌日、お見積もりにうかがいました。ちょうど学生さんの夏期休暇前だったこともあって、休暇中に応接セット2セットを張り替えさせていただく運びとなりました。お見積もりは合成皮革とソフトレザー(合成皮革)で張り地を分けて2種類出させてていただきました。しかし、張り替え加工費は張り地に関係なく、手間と(今回の場合は)座面中身ウレタンの交換ということなので、3-1-1の応接セットの張り替え加工費は185,000円になります。
革張りのソファの転換期
革張りの3人掛け肘付きソファ。革張りの椅子の場合、革表面のひび割れや、擦り切れなどが張り替えか買い替えを考えられる要因として最も多いのではないでしょうか?T大学さんも例外ではなく座面と肘部分のひび割れが、張り替えをご検討いただく原因になられたそうです。
3人掛けの肘付きのソファ。革張りからソフトレザー(合成皮革)への張り替えとなりましたがソフトレザーにはソフトレザーの良い点がたくさんあります。まず、とても肌触りが良いということです。次に伸びにくく、硬化し難いということです。また、表面は塗装ではありませんのでひび割れたりざらついてくる可能性はかなり低いと考えられます。そして、”AZUMAのイス張り職人”が自信を持って張り上げさせていただいたことでさらに安心してご使用いただけると思います。
カタログNO_B118
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/スタンダードタイプ / 1人掛け肘付きソファ |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地1/生地2 | ソフトレザー / ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 合成皮革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 88,000 円(税別 80,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ソフトレザー(座面、背表、肘表)代、ビニールレザー(背裏、肘裏)代 ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ソフトレザーと同色のビニールレザーを部分的に張り分ける 座面ウレタン交換 |
Before & After
ソファ張り替え
装飾ボタン
こちらは3人掛けとセットの安楽椅子(1人掛け肘付きソファ)。応接セットとしては3人掛け1本に対して安楽椅子2本という組み合わせが良く見られます。東加工所ではこの組み合わせを応接セット1セットと表現します。これにスツール(オットマン)がいくつか付随しているものもあります。T大学さんの場合、座面、肘、背もたれの各部分に装飾でボタンが付いています。座面のウレタンを交換することもあって、長年ご使用いただいているうちにお尻で引っ掛けて取れてしまう恐れのある座面のボタンだけは、後々のことを考えてボタンはなしということでお勧めいたしました。
「座り心地」。これに関しては格段に良くなっていると思います。もともと腰掛けたときに背中の部分はうまく腰を支えてくれるような感がありましたが、幾分座面の中身ウレタンが柔らかすぎたのが気になっていました。それを中身ウレタンを交換させていただくことで改善させていただきましたので、一段と腰掛けやすく、疲れにくいソファになりました。
革張りであると頻繁に使う場所が意外と早くに塗膜がひび割れを起こしてしまうこともあって、今度はソフトレザー(合成皮革)をお選びになりました。最近のソフトレザーは革とは違った質感と機能がありますので、今後のお手入れのことなどを考えましたらお勧めしたい張り地のひとつです。肘の部分のひび割れは今後起きにくくなるでしょう。背もたれのボタンの数は座面のボタンをなしにしたことから、6個から4個へ減らして背もたれが重過ぎないようにしました。
ReChair椅子張り職人の仕事
座面のウレタンの交換はどのように行われるのでしょう。”AZUMAのイス張り替え”ではお客様のご要望や、その椅子の形態(形や、バネなどの構造)などによって中身ウレタンを数ある種類の中から吟味し、また、ウレタン全体の厚さに対する各ウレタンの組み合わせやそれぞれの厚みまで実際に組み合わせて納得したものをウレタン屋さんに注文します。
椅子本体に置いてみて、もう一度座り心地を確かめます。ほとんどの場合は場合はここで微調整を行いさらに”AZUMAのイス張り職人”として座り心地の納得できるものにします(写真:左)。「これで良し」そう思った座面から型を取り縫製したソフトレザーを張り上げたものが完成品となります(写真:右)。