カタログNO_B104
背付きダイニングチェア(背籐張り)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-07-07 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 7日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-07-14 |
納品場所 | 神奈川県横浜市都築区 SH邸(個人宅) | ||
納品住所 | 神奈川県横浜市都築区 | ||
ご注文回数 | 2 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
製造メーカー | KOSUGA(コスガ)社製 |
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椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背籐張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地 | ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 本革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面張り替え加工費 @ 12,100 円(税別 11,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ビニールレザー代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ビニールレザーは全天候型レザーを使用 ウレタン交換 |
Before & After
HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア座面張り替えのお問い合わせをいただきました。新しくダイニングセットをご購入されたことでご結婚の際に購入されたダイニングチェアを屋外でご使用になりたいというご相談を頂きました。最近では船などのクッション張り替えにも携わったいたので、全天候型のビニールレザーをお勧めいたしました。全天候型のビニールレザーは他のレザーと比べて紫外線などに強くできているものです。SHさんのダイニングチェアは座面に厚みがあり縫製が必要なことと座面の幅が広いので中身ウレタンを多く使いますので張り替え加工費は6,000円ということにさせていただきました。中身ウレタンを硬めのものに交換し厚みや角をきれいに見せるために工夫いたします。屋外でご使用になる予定ですのでそのことを考えて張り替え加工に入らなければなりません。これこそ、ご使用目的、場所、使い手のことを考えた”AZUMAのイス張り職人”の仕事です。
2脚のダイニングチェア
ご主人用と奥様用と2脚ありましたが、明らかにご主人用の椅子の座面の方が使い込んであるようでした。それは中身ウレタンのつぶれ具合、布地の磨耗状態などを見て確認できます。”AZUMAのイス張り替え”で使用するウレタンは硬めのウレタンですので型崩れしにくいものになっております。
室内用から屋外用へ全天候型の紫外線に強いビニールレザーを使用することで張り地への影響はずいぶんと軽減されたと思います。また、ダイニングチェアの各部のネジを締めなおすといったメンテナンスも行いましたので、安心してご使用いただけるかと思います。
見えない部分が大切
中身ウレタンがつぶれてしまったこともあって本来、出来ているはずの角の部分が丸まってしまっていることと、座面前面角の布地のしわは気になります。”AZUMAのイス張り替え”では中身のウレタンを吟味しその状況にあったウレタンの使用いたしますので、このようなことは起こりにくくなっております。
座面の中身ウレタンを硬めに交換したために、しっかりと角のでるデザインを十分に活かし、その形を継続することも可能になしました。しばらく御使用になられても座面にしわなどは出ては来ずにこのフォルムを維持できるものを考えました。張りの技術だけではなく中身ウレタンの吟味も”AZUMAのイス張り職人”はひとつひとつの椅子によって考えております。
ReChair椅子張り職人の仕事
見えない部分が大切・2
一般に「張り替え」というと見た目に表の張り地が変わっていれば「張り替え」とも言うでしょう。しかし、”AZUMAのイス張り替え”では、もともと特注で椅子を張っている、”AZUMAのイス張り職人”が一度木枠だけの状態にして、一から手間を掛け、張り替えていきます。納品時の見た目では「張り替えただけ」の仕事と変わり映えしないかもしれませんが、腰掛けたとき、長期間ご使用いただいたときにその差は歴然としてきます。その差は中身の多種のウレタンの中から、”AZUMAのイス張り職人”が材料を吟味し、組み合わせ、を交換することでついてきます。簡単に言うと硬めのウレタンと柔らかくて弾力のあるウレタンを組み合わせて、腰掛けてみて、良ければ下ごしらえをしていきます。下ごしらえを終えたら、そこから型を起こして、張り地を裁ち、縫製して、張り込んで仕上げていきます。”AZUMAのイス張り替え”の仕事はこの様な作業を「張り替え」と考えております。せっかく、手間を掛け、仕上げるのですから長期間ご使用いただきたいと思うのは作り手として当然の考え方です。
カタログNO_B104
加工内容
椅子種類/分類1 | スツール/鏡台・ドレッサー用椅子 |
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加工内容 | 修理・補強 |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地支給 |
加工費 | 背もたれ木部の割れ部分修理 @ 0 円(税別 円) |
費用 ご依頼条件にて異なる |
送料(引き取り・納品代) ※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。 |
作業内容の詳細 | 割れて欠けてしまった背もたれを補修(欠けた部分あり) |
Before & After
ドレッサー用の小椅子。何かの拍子に背もたれ木部の部分が割れて、かけてしまっており、腰掛けることは出来ない状態になっておりました。せっかくなのでお引取りし、出来る限りに復元させていただきました。ノリを入れあらゆる方向から圧力をかけてノリが乾くまでこていしておきます。これはノリをいれて圧縮せずに固定してしまいますと直るものも直らなくなりますので心当たりのある方は何もせずお問い合わせください。
カタログNO_B104
加工内容
椅子種類/分類1 | デスクチェア/学習イス |
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加工内容 | 修理・補強 |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地支給 |
加工費 | 学習椅子のぐらつき修理 @ 0 円(税別 円) |
費用 ご依頼条件にて異なる |
送料(引き取り・納品代) ※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。 |
作業内容の詳細 | 学習椅子のぐらつき修理 |
Before & After
オフィスチェアの修理。こちらは椅子両サイドの木部が座面と背もたれから抜けてしまうといった故障でした。しかし、お引取りしてびっくりしたことはこの抜けかけていた木部で座面と背もたれがくっついていたということで、完全に抜けてしまっていたら、寄りかかったときに怪我をされたかもしれないということでした。それも、”AZUMAのイス張り職人”はきちんとノリ付けして固定しましたので安心してお使いいただけると思います。
お客様のレビュー
神奈川県横浜市都築区 SH邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
きれいに仕上げていただきました。室内の椅子を屋外で使用するためオールウェザーの張り地を選びました。元の張り地の緑色に近いものがなく赤にしたのですが、木部との色のバランスを少し心配していました。実際に出来上がってみると、背もたれ部分の藤の編み目と座面の赤がラテンっぽい味わいになっています。元フランス領の南国のリゾート地のテラスに似合いそうな椅子です。
2.張り替えを注文するまでの不安
不安は特にありませんでした。
3.アラ・カワの接客態度
横浜まで椅子を受け取りにきていただいたのですが、ついでに壊れていた二脚の椅子も直してもらえました。椅子の知識が豊富で仕事に情熱を持った職人さんですが、明るくさわやかな好青年で営業にも向いていると思いました。
4.その他、お気づきになられた点
室内の椅子を外で使うのはもったいない気もしますが、気に入っている椅子を処分するよりはどうにかして使い続けたいという思いがありました。荒川さんの言われるとおり、外で使うには惜しいほどの出来上がりですがデッキテラスの上で大事に使わせていただきます。
将来的には業務用の椅子の張り替えもお願いしたいです。