ダイニングチェア張り替え
B072 KA邸 B072 ＫＡ邸 お持ち込みでダイニングチェアの座面を張り替える

カタログNO_B072

きっかけ	HPより	当社への連絡	見積もりフォーム
引取方法	お持ち込み	引取日	2001-05-11
依頼加工内容	工房での作業	お預かり期間	8日間
納品方法	工場渡し	納品日	2001-05-19
納品場所	神奈川県横浜市都築区　KA邸（）
納品住所	神奈川県横浜市都築区
ご注文回数	初回

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加工内容

椅子種類/分類1/分類2	ダイニングチェア/座面 / 縫製なし
加工内容	張り替え
数　量	４本
生地	合成皮革
柄/フェイス/織り	プレーン / ソフトレザー
生地調達方法	サンプル帳より購入
加工費	ダイニングチェア座面の張り替え加工費 @ 6,600 円（税別 6,000 円）
その他の費用 ご依頼条件にて異なる	合成皮革代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細	木枠にぐらつきがあったので修理しました

Before ＆ After

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HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア座面の張り替えの件でお問い合わせいただきました。G.W.中でしたがアラ･カワの携帯にメールが転送されてその日のうちにご連絡差し上げました。電話でのお見積りで横浜市にお住まいのＫＡさんのご自宅まで引き取り･納品の予定を組むと張り替えの加工費よりも送料の方が高額になってしまいました。少し経ってお電話をいただきまして、弊社工場までお持ちいただけるというお電話をいただきました。横浜市から埼玉県三芳町まで遠路をダイニングチェアをお持ちいただきました。お話をうかがうとインターネットで数件問い合わせたとのことでしたが、わざわざ”AZUMAのイス張り替え”をお選びいただいたそうです。ありがとうございました。張り地を合成皮革でということでサンプル帳の中からお選びいただきました。ダイニングチェア座面の張り替え加工費は1脚 5,000円です。もちろん中身ウレタンは交換いたしました。中身ウレタンですがもとは10mmでしたが20mmの厚さにさせていただきました。これ以上厚くするとすっきりとシャープな椅子のデザインを壊してしまうかもしれないと考えました。
黒く塗られた木枠のダイニングチェア
　黒いフレームのダイニングチェアって探してもなかなか見つからないんですよね。ＫＡさんもお気に入りの様子。残念なことに座面の角のあたりが擦れてきてしまったそうで、張り替えをご検討いただいたとか。

　座面の全体写真です。合成皮革は使い込んでいくとツヤが出てくることが多いのですが、ＫＡさんのダイニングチェアはもともとツヤのある合成皮革だったようですね。今度はどちらかというとツヤの少ない合成皮革を用いました。厚手の合成皮革ですが柔らかみのある合成皮革でした。
　張り替えをご決断いただいた最大の理由が角のこすれだそうです。一見小さなキズですが、毎日ご覧になっていると気になるものですよね。しかし、木枠のぐらつきを調べて見るとちょうどよい時期だったともいえますね。何はともあれ合成皮革の擦れキズが気になられた時期的にはちょうどよかったですね。

木枠のメンテナンス
　何年もお使いになった椅子ですから多少のぐらつきは当然です。その椅子のぐらつきはノリの切れた箇所にノリを入れて締めつケて固定することによって新品出荷時の状態にもどします。ここで”締めるける”ということがポイントになります。実際にここまで隙間が開いていたわけではありません。ノリが切れていないかゴム製のハンマーを用いて調べるのですが、ノリが切れているとこのように少し叩くと隙間が開いてしまいます。これぐらい隙間が開かないとノリを十分に入れられませんので多少のぐらつきがあっても開かない場合はメンテナンスができません。ノリを入れ締め付け固定して時間をおくとしっかりと固定でき新品当時の状態に戻るのです。