カタログNO_B044
ソファ修理・補強
カタログNO_B044
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-03-03 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 7日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-03-10 |
納品場所 | 埼玉県川越市 HI邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県川越市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/モダンタイプ / 3人掛け肘付きソファ |
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加工内容 | 修理・補強 |
数 量 | 1本 |
生地 | 革 |
費用 ご依頼条件にて異なる |
3人掛けソファ張り直し加工費、引き取り・納品代 ※部分的な加工の場合はその都度見積もりとなります。 |
作業内容の詳細 | ・縫製の解れ修理 ・革の張り直し加工 ・張り替え無し |
Before & After
職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ修理・補強
ソファ修理・補強
はじめにHIさんにソファを勧められた方からの電話を頂きました。「革張りのソファの縫製部分がほつれてきてしまったんですが、直せますか?」というお話でした。「手間はかかりますができますよ。」と答えました。その後にHIさんからお電話を頂きました。座面の縫製部分がほつれてしまったことを聞きました。座面は最初に張る部分なので一度背、肘、座を剥がして座面の革を取り外して、縫製し、張り直すといった作業工程になることをお伝えしました。革張りソファの縫製修理と、張り直しのお見積りは、30,000円。私たち”AZUMAのイス張り職人”は自分達の手間で行えるものは、行っていこうという考えです。自分のした仕事のメンテナンスしか行わないということなどはいたしません。しかし、手間仕事ですからお客様とよくお話をさせていただき、ご理解いただいた上でのメンテナンスということになります。
ReChair椅子張り職人の仕事
縫製部分修理
裂けてしまった革を裏から見る(写真:左)とダブルステッチをかける際のあて布が見当たりませんでした。これでは確かに裂けてしまっても不思議ではありません。ダブルステッチの糸を鋏で切ります(写真:左)。ダブルステッチの穴の跡を出さないように革を切り落としていきます。今回の場合ちょうど柔らかい革が使われている部分があったのでこのような加工ができました。
まず、ミシンで2枚の革を接ぎ合わせます。その次にあて布を添えてミシンでダブルステッチを掛けていきます。あて布をすることで縫製部分の強度が増大します。縫製作業を終えた張り地をソファ本体へ張り直し、修理完了となります。