ダイニングチェア張り替え
カタログNO_A030
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2000-11-21 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 18日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2000-12-09 |
納品場所 | 東京都世田谷区 KU邸() | ||
納品住所 | 東京都世田谷区 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 縫製なし |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 本革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面張り替え加工費 @ 6,600 円(税別 6,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ビニルレザー代、引き取り・納品代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ソファの本体で使用したビニールレザーで張り替え |
カタログNO_A030
リンド
オットマン
加工内容
製造メーカー | HUKLA(フクラ)社製 |
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商品名(シリーズ名) | リンド |
椅子種類/分類1 | スツール/オットマン |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地1/生地2 | ソフトレザー / ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 合成皮革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | オットマン張り替え加工費 12,000円(税抜)*総額表示義務付施行前 |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ソフトレザー代、引き取り・納品代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | オットマンをツートンで張り替える |
カタログNO_A030
リンド
コーナーソファセット(モダンタイプ)
加工内容
製造メーカー | HUKLA(フクラ)社製 |
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商品名(シリーズ名) | リンド |
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/モダンタイプ / コーナーソファセット |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1セット |
生地1/生地2 | ソフトレザー / ビニールレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 合成皮革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | コーナーソファセット張り替え加工費 @ 165,000 円(税別 150,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ソフトレザー代、引き取り・納品代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 2人掛け片肘付きソファx2本張り替え |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
直接お電話いただきました。コーナーソファのセットとダイニングチェアの張り替えということでしたので簡単にお見積もりをさせていただきました。「1畳程のものが一つと1.2畳程のものが一つ、それと四角いのが一つの組み合わせのセット。あとはダイニングチェアが4脚です。」とのことで張り替え加工費は145,000円で見積もらせていただきました。即答でご注文いただいたのでお引取りの日時を決め受話器を置きました。
お引取りの日はあいにくの雨模様でした。黒木さんのご自宅の前に着いたのは約束の時間の90分も前でしたがちょうどHPのお見積もりが入って返答をして時間を過ごしました。時間になったので呼び鈴を押してお邪魔することになりました。
張り地はお電話でお話したときから単色のビニールレザーをご希望でした。ソファの構成や形から形がはっきりとしている本体には通常のビニールレザーを直接人が触れる丸みを生かしたクッション部分にはソフトレザーのツートンを勧め、黒木さんと2人で色の組み合わせを考えていきました。同じ空間にあるダイニングチェアの張り地も同様のソフトレザーで張ることになりました。
コーナーソファ一式とダイニングチェア4脚の張り替え加工費は145,000円です。黒木さんのソファの場合はクッションの中身は十分に生きていたので交換ではなく補充という方法で、ダイニングチェアの中身ウレタンは交換という方法でのお見積もりです。
工場に持ち帰り、「さぁ、早速剥がしてみましょう。」と、剥がし始めるとソファ本体の背中と肘の上部がボロボロと崩れ落ちてきました。しまった!ウレタンをノリ付けしていく際に最初に付ける部分なので、その部分の補修は時間を要するのです。これはお見積もりの際に見落としてしまった大きな誤算でしたが、そこは仕上げにこだわるイス張り職人ですから、テキパキと他のウレタンなどを取り外して、今度は崩れ難く質の高いチップウレタンに交換しました。下ごしらえの段階で手を抜くということは、型が出し難くなるし、張り難くなるし、仕上がりもいまいちなものになり、その分時間もかかってしまうことを知っているのです。
思い切って下ごしらえをしたおかげで、型だし、縫製と着々と進み、張り加工はスムーズに行えました。今回はツートン色ということで2種類のビニールレザーを使い分けて縫製しなければなりませんでしたので、その点は多少の苦労話もありますが、きれいに仕上がりました。ツートンのビニールレザーの内訳は、本体が表面の少し固めのものを使用し、直接人に触れる可能性の高い部分のクッションとダイニングチェアは柔らかく肌触りの良いソフトレザーを使用しました。ですから布地とは違った座り心地にきっとご納得いただけるものが出来上がりました。
黒木さんにお手伝いいただき、ソファが大きいため玄関からは入らないのでお庭の方から搬入させていただきました。ソファも¥定位置に戻ってきてホッとしたのか、落ち着いて見えた。黒木さんもご自分の想像されていたイメージと合ったのか大変喜んでくださいました。ソフトレザーの感触にもご満悦の様子。イス張り職人として一番喜びを得られる瞬間です。
フローリングに置く座布団を本体と同じレザーで作りたいとのことでした。早急に製作し宅急便で送らせていただきました。