イノ･ウエの独り言 
井ノ上が日頃”椅子張り職人”として感じたこと

ユア・ブレイン　渡部さん

以前bitvalleyのＭＬで知り合ったユア・ブレインの渡部さんとお会いしました。渡部さんのＨＰで当時”無料ＨＰ診断サービス”を行っているということで診断して頂いたのだ。それがきっかけではあったんですが、偶然ご近所ということで、｢お近くにお寄りの際には顔を出してください｣のお言葉を間にうけて私どものＨＰの相談にのっていただきました。ユア･ブレインさんは経営コンサルティングのお仕事をなさっていて、このＨＰを公開するに当たって次のようなご指摘をいただきました。

１．ＨＰで訴えたいものがトップページから伝わって来ない

イス張り職人の仕事を紹介したいのか、オーダーメイドでイスを作りたい人をつかみたいのか、イスの張り替えをしたい人をつかみたいのか、・・・・・・東加工所の職人としての技能と仕事内容を余すところなく表現しようとして欲張りすぎていた点がありました。さらに、トップページにそういった文章が一切なかったために、パッと見て何を伝えたいのかがまったくわからないサイトとなっていました。これでは、せっかくこのサイトに訪れてくれた人もわけも分からずに他のサイトへ戻ってしまうというのだ。結局、トップページを見ただけで奥に入っていきたいと思わないページになっていた。これには、トップページをどの様に改善していけばよいかどうか悩んでいたアラ・カワは脱帽でした。まったくその通りですよね。

２．ＨＰのターゲットが絞りきれていない

上記の”１．ＨＰで訴えたいものがトップページから伝わって来ない”に関連しているようだけど、このＨＰでもっとも主張したい点は”イスの張り替えをしたい人をつかみたい”ということです。それを前面に出していかなければならないということでした。イスの張り替えをしたい人がこのＨＰを訪れたときに目を引くようなトップページにしていかなければなりませんでした。そこでアラ・カワの考えたコピーは
”張り替えって新品以上になるって本当？”です。
どの様な反響があるのか楽しみです。このコピーは常に考えていかなければいけないですよね。

３．ページの幅を800x600の解像度でみられるようにする

ノートパソコンなどでインターネットをしている人の中で解像度の800x600のものを使用している人がまだ沢山いると聞きました。このＨＰを800x600で見たときにどれほど見づらいものになるのか、渡部さんが実際に見せてくれました。”こっ、これはひどい！”アラ・カワの苦労が・・・こんなにも見にくい形で表示されるとは・・・・むっ無念！これは早速なおさなければ・・と思いましたね。それともう一つ理由がありました。渡部さん曰く”人は画面上の文字を端から端まで読まないだろう。視覚的に小さなブロックにして見ているんだ。トップページなどでは特にそうなんだよ。”とのこと。アラ・カワもそうですもんね。みんなきっとそうなんだと気付かされました。結局、見る側の立場になったときに”見やすいサイトが出来上がるんですね。”

４．オンラインサンプル帳の使い勝手の不便さ

アラ・カワの苦肉の作であるオンラインサンプル帳の使い方が分かりにくい、とのこと。確かにアラ・カワもそう考えていました。ＪＡＶＡを使用して作ったせいもあって変な所をいじったりすることができません。左の画面で張り地（布地）を選択して、をクリックすると右側に選択した張り地でダイニングチェアを張り上げたイメージが表示されるようになっています。ソファの場合も同様で、をクリックすると右側に選択した張り地でソファを張り上げたイメージが表示されるようになっています。しかし、ここで問題なのは右側のダイニングチェアとソファのイメージが1画面内に納まらず、見にくい画面になってしまっていた。これをなんとかしなければ…。しかし、これらを修正するのは大変な労力をようすることでしょうね。時間を見つけて頑張りましょう。

５．アクセスログ解析を利用して各ページのアクセス数を把握する

”アクセスロゴ解析”、この言葉を始めて耳にしました。どうやらサーバー側に常駐させて他からのサイトの利用状況がよくわかるらしい。トップページにアクセスして来た回数がわかる。そして、他のページのアクセス数も表示されるのだ。これが重要だという。自分の見てもらいたいページの回数が充分でない場合はそのページとトップページとの改善が必要になってくるといいます。早速、次の日にプロバイダーに連絡をとってアクセスログ解析の使用方法を尋ねました。

６．営業展開を考える

ズバリＤＭだそうです。電子メールを使用すれば切手代は掛からずに何万件も同じものを送信することができるもんね。ここから先はアラ・カワひとりではどうしようもない。頑張って勉強しなければ････。