イノ・ウエの独り言 
井ノ上が日頃”椅子張り職人”として感じたこと

 2004年6月5日の日本経済新聞に東加工所の社名と電話番号、ホームページのURLが張り替えの記事と一緒に掲載されました。(→ 一定期間は日経サーチ「楽住快居」にその記事が紹介されていました。)

   埼玉県三芳町の東加工所 (TEL 049-246-5039) ホームページはhttp://www.azuma-kako.co.jp/

その時の様子をアラ・カワが記事にしてみました。

 

掲載日当日

日本経済新聞掲載の反響(掲載前後の比較)
ヒット数 
(表示ページ数)
ユニーク数 
(訪問者数)
お問合せ件数 
(うち電話件数)
2004年6月1日 (火) 801 137 5 (3)
2日 (水) 467 124 2 (1)
3日 (木) 378 95 4 (0)
4日 (金) 310 109 3 (1)
(掲載日)5日 (土) 1825 241 22 (11)
6日 (日) 1677 219 10 (0)
7日 (月) 1230 194 20 (13)
8日 (火) 811 164 11 (8)
9日 (水) 723 149 7 (3)
10日 (木) 811 155 9 (5)
11日 (金) 679 137 10 (3)
12日 (土) 666 117 6 (2)
13日 (日) 682 124 1 (0)
14日 (月) 597 142 11 (6)
15日 (火) 584 134 7 (4)

掲載日前日まで翌日の掲載を楽しみにしていたアラ・カワでしたが、当日、掲載の事実については会社の親方からの電話で知りました。掲載日(6月5日)は土曜日で、土曜日というとHPのお客様宅へお引き取りや納品で外出ケースが多く、この日もアラ・カワがトラックで都内に向かっていました。親方からの電話の内容は、”記事が今日掲載されたようで電話が殺到していて仕事が進まない(嬉しそうに…)から早く帰ってきてくれ?”というものでした。工場職人一同、初めての新聞掲載をたのしみにしていました。しかし、取材内容が「素人の方でも簡単に張り替えられる方法を教えてください」というものだったのでお問い合わににまでことが至るとは考えてもおりませんでした。ところが、フタを開けてみれば大反響で嬉しい悲鳴を挙げながらお見積もりの対応に明け暮れました。

取材内容

もともと、誰でも簡単に張り替えられる方法をお教えするということでしたので、アラ・カワもどのような方法が良いのか考えました。アラ・カワも自分の仕事は職人としての仕事と考えているため、なかなか日常の生活の中で手に入れられる材料や工具を考えてその方法を思案しました。その結果、職人の仕事とは違った方法となりましたが、その内容は「■vol.30 簡単・きれいに張り替える方法(ダイニングチェア座面張り替え-日経版)」にて説明差し上げることにいたしましたのでご覧ください。

 

日本経済新聞の反響

上表は弊社ホームページのアクセスログの統計とお問い合わせ件数を表しています。左記のグラフはそのアクセスログをグラフ化したものです。通常では1日のページ表示数の平均は300?350程度でした。訪問者の平均は100人程度。6月5日に東加工所の記事が日本経済新聞に掲載されましたがそれ以降の数値やグラフをみると明らかです。当日では観覧者数は2.5倍、表示ページ数は実に6倍と前日と比較すると大変な反響をいただきました。また、この数字から分かることは、普段は主に検索エンジンでヒットした”AZUMAのイス張り替え”のサイトへ訪れても、何らかの原因でサイト内を観覧せずに立ち去る方も多いと思いますが、日本経済新聞をご覧になり、興味を持ち訪れた方々はサイト内を観覧してくださったことが明確です。それは、その後も続いており、10日後の6月15日(表のみ記述)でもなぜかその傾向が続いています。これはその後も日本経済新聞をご覧になり訪問してくださった方が絶えないのか、それとも、リピーターとして何度もサイトへお越しいただいているのでしょうか?とにかくサイトに訪れた方々が数ページご覧になっているという事実は非常にありがたい傾向です。また、実際のお問い合わせも大反響でした。以前ではお問い合わせの1日平均が3件程度でしたが、当日と翌々日は22件と20件でした。一時的とはいえお問い合わせが7倍ともなると、少数精鋭の”AZUMAのイス張り職人”でも対応は大変なものでした。しかし、このご時世ですから、少々大変でしたが夢のような体験でした。お電話でも多くのお問い合わせをいただきましたが、やはりホームページをご覧になった方よりも”東加工所”という会社がまったく見えないので不安を抱かれているのがよく分かりました。”AZUMAのイス張り替え”のホームページは今までのお客様のご協力のおかげで膨大な受注実績を紹介できております。ご覧になる方がお持ちのいるの形状と少しでも近い、できれば同じ形状の張り替え実績をご確認いただいた上で安心してお問い合わせいただける様なサイトとして構築していきたいと考えております。

 

そして、日本経済新聞へ掲載されたことでのもうひとつの喜びは、取引先各社からの「新聞見たよ」のご連絡と掲載前日までに張り替えさせていただいたお客様からのイスの現状をふまえた数々のご連絡でした。みなさんが”東加工所 荒川”の活字をご覧になったときに思い出してくださったこととイスの現状をうかがえたことは”AZUMAのイス張り職人”にとって非常な光栄なことであり、インターネットを介してお客様と接していなければ体験できないことです。職人としてこれほど嬉しいことはございません。

 

最後になりましたが、今回、東加工所を取材していただいた日本経済新聞社ご担当者様、関係者様と日本経済新聞をご覧になりお問い合わせいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

有限会社 東加工所 担当者:荒川(アラ・カワ)

2004年6月17日

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