vol.5 「カフェなインテリアの作れる本」に掲載されました

 昨年の9月に出版社「ASCII」の担当の方から取材依頼をいただきました。どうやら「Used Furniture」の特集を組んでムックにするらしい。ただ、私の個人的な思いこみで「ASCII」社というとパソコン雑誌をイメージしてしまいましたが、インテリア関係の編集部もあるそうで、その編集部の方からご連絡をいただいたのです。今回は張り替え前後のイスの写真以外に「張り替えの工程も写真撮影をして取材させてもらいたい」というお話でした。
 昨年の11月末日「カフェなインテリアが作れる本」というタイトルで”ASCII MOOK”編集部より発売されました。価格は1,400円。 その中で下記の4項目に分けられていました。

 

(1) Let's make interior - 注目の空間&インテリアデザイナーに0からカフェなインテリアの作り方、教わりました。
(2) REMAKE & REPAIR - リメイク&リペアを教わりました
(3) カフェ気分でお部屋で暮らす人はユーズドファニチャーにこだわります。
(4) ユーズドファニチャーが買えるSHOP

 

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 ”AZUMAのイス張り替え”の東加工所が掲載されたのはこの中の「 2.REMAKE & REPAIR 」の中になります。48 ページ?51ページまでの合計4ページを使って、”AZUMAのイス張り職人”が1人掛けソファ、スツール、カウンターイスの合計3脚を張り替えた張り替 え前後の写真が掲載されています。また、スツールに関しては、その張り替え工程を写真付きで説明されています。


 左が3種類の椅子の張り替え前の写真を3方向から撮影した写真を掲載したページです。張り地は、編集部の方が持ち込んでくださった布地を使用して張り替えさせていただきました。通常、私たちがお勧めしている”イス張り用の布地”ではありませんでしたが、基本的にはどのような布地でも張ることができます。そうして張り替えた椅子は右側の写真。ソファは大柄の○模様、スツールはストライプ、カウンターチェアはボーダー模様で張り替えさせていただきました。アラ・カワもHP作成のためデジタルカメラで写真を撮っていますが、やはりプロの構図やレイアウトは違いますね。アラ・カワは”イス張りのプロ”なのでこちら側で精一杯仕事させていただきました。



ソファ:「カタチはかわいくてお気に入りだったソファも、いまでは生地が傷んでかわいそう。インテリアのポイントになりそうな大柄、いってみよう!」
スツール:「なんだかイケてないスツール、唯一の救いは脚のデザインがかわいいところ。生地さえ替えればなんだかかわいくなりそうな予感が」
カウンターチェア:「ひと昔前のカウンター式バーにありがちなこちら。ビロードのダークなシートがいただけない。爽やかな印象の生地に替えてみよう」

 

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 スツールを張り替える工程を取材していただきました。当初、アラ・カワが張り替えを担当する予定でしたが、親方が「俺がやってやる」の一言で親方にお願いすることにしました。親方は職人気質なので、取材にみえた3人の方に檄を飛ばしながらあっという間に張り替えてしまいました。「ちょっと待ってください、そこ撮ります。」の編集部の方の声が遅れるとどんどんと先に進んでしまい、きっとなんポーズか撮りたかったポーズが撮れなかったのではないかと思うくらいでした。しかし、できあがってみると、さすがです。座り心地も以前とは比べものにならないほど良くなっています。


 いままで雑誌等に取り上げていただいたことはありましたが、張り替えの工程の順を追って写真付きで取り上げていただいたのは「ASCII」編集部さんが初めてでした。アラ・カワがイス張り職人としてHPを運営していますが、ペンのプロがイス張りを表現するとどう表現されるのかが、楽しみでした。以外と、毎日当たり前のように使っている言葉や単語をどのように説明しているのかチェックしながら読ませていただきました。文脈にリズムがあって読みやすい上に、すべての写真の説明が似通った文字数で納められていてバランスがいいですね。アラ・カワの文は思いつきで書いてしまっているので、まるで日記のようです。さすがですね。アラ・カワはイス張りでがんばります。


--- 「ASCII」編集部の皆さん、この度はお世話になりました。 ---
*本文中の画像および文はASCII MOOK出版「カフェなインテリアが作れる本」
より引用させていただきました。

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