1.座面の上に脚でのらないでください
2.床に座ってソファに寄りかからないでください
3.座面裏側の中央がバネの力で5cm程度落ち込んできた場合
4.座面の底張り生地の役割と破けた場合
5.座面を持ち上げる際には引きずらず持ち上げてください
6.脚を固定しているネジが緩んだ場合は増し締めをお願いします
7.本体座面と本体背もたれが動く場合は固定ボルトの増し締めをお願いします
1.座面の上に脚でのらないでください
座面の中にはバネが入っておりお尻の面積で人の体重を支えられる様に出来ておりますが、足の裏の面積で体重がかかるとバネやバネを絡げているバネ糸が折れたり切れたりします。お子様が座面の上で飛び跳ねたりする行為も同様ですのでお気をつけください。
2.床に座ってソファに寄りかからないでください
座面は上面から腰掛ける様にバネ吊りを行い、詰め物(パーム椰子)を入れ土手を形成しております。座面に寄りかかるとバネや土手に変形をもたらすことになりますのでご注意ください。
3.座面裏側の中央がバネの力で5cm程度落ち込んできた場合
座面の中の鼓バネの中バネは5cm幅の力布(麻テープ)の上にのせて固定しております。長年ご使用いただくことでバネの力が下側に逃げることで力布が伸びて座面裏にたわんできます。Base Sofa classicでは通常1本の力布で中バネを支えるところを2本にして支えていますがいずれは伸びてきます。5cm程度たわんできましたら新しい力布を下側から引き持ち上げますので力布の追加張りをご依頼ください。力布が切れるとバネ吊り作業と束土手作業などすべて作り直しとなりますので修理に非常に手間がかかります。
4.座面の底張り生地の役割と破けた場合
座面を持ち上げると底張り生地が張ってあります。底張り生地は、ホコリや中の詰め物のクズなどが落ちてこないように受け止めています。底張りが破けたときは底張りの張り替えをご依頼ください。破けたままご使用いただくと小収納の中にホコリや詰め物のクズが落ち、汚れてしまいます。
5.座面を持ち上げる際には引きずらず持ち上げてください
座面はバネや詰め物でそこそこの重さがあります。座面下の収納を使用する際に、座面の手前から持ち上げるため、座面の奥の角の生地に摩擦の力がかかります。座面裏に革を張ることで補強を行っておりますが、座面下の小収納を頻繁に使用される場合は座面を引きずらずに持ち上げていただくことで生地が長持ちします。
6.脚を固定しているネジが緩んだ場合は増し締めをお願いします
脚は座面を持ち上げて、小収納となっている内側から、脚1つに対してソファは3箇所、オットマンは2箇所、六角の頭のネジで固定しております。長年のご使用で緩むこともありますので、脚の固定が甘い場合は固定ネジの増し締めを行っていただくと直ります。ネジの締め過ぎは脚に埋め込んである雌ネジの破損につながりますので締めすぎにはご注意ください。
7.本体座面と本体背もたれが動く場合は固定ボルトの増し締めをお願いします
Base Sofa classicの形状の特徴を表現するために本体座面と本体背もたれはボルトで固定してあります。長年のご使用でボルトが緩んだ場合は増し締めをお願いします。お客様での増し締めがむずかしい場合は工具をお貸し出しいたしますのでご依頼ください。
