karimoku(カリモク)社製
CG5250ZW
ダイニングチェア張り替え
M9368 H邸

東京都豊島区　H邸(個人宅)

１．張り替えの仕上がりに関するご感想

生地の色調と木のフレーム色が濃い茶色で、近似していて落ち着いた印象に仕上がり、オリジナルの皮革表皮より好ましい印象で満足しています。
座り心地は、ちょっと固めに調整した3層のスポンジに変更したせいか？これも、また、オリジナルよりも良好で、背中にクッションを挟まなくても快適に座る事が出来、家族が皆、満足する仕上がりです。
また、木のフレームの濃い茶の塗装が経年変化で擦れる所が禿げて白っぽく
なっていましたが、キレイにタッチアップして頂き、まるで新品の様です。
背面の籐の編み込みの交換もオリジナル同等の見え方と質感で満足です。肘をのせるアームと背面 のフレームの接合が緩んだ箇所の増し締めの為に外したダボ(？)の穴も大して気にならないレベルです。
全体として、満足出来る仕上がりで、修理代金とのバランスでも納得のいく修理品質であったと評価出来ます。

２．張り替えを注文するまでの不安

ＨＰが充実していて、今回の修理品と全く同一の椅子の症例が掲載されていて代金の構成と目安も理解しやすく、他社との比較も容易で、実際の仕上がり品質以外に不安要素はありませんでした。

３．アラ・カワの接客態度

見積もりのメール送信も迅速で、修理品の持ち込み時の打ち合わせもテキパキと進めて頂き満足しています。また、座面の生地で要望した防汚性能の説明も判りやすく納得出来ました。生地の決定では、サンプルの自宅送付を提案頂き、じっくり時間を掛けて検討する事ができ満足です。その他、シートクッションのスポンジ交換の説明で、最近の素材(硬さの異なるチップを混ぜて成形したもの)の現物を見せてもらい、判りやすい提案でした。

４．その他、お気づきになられた点

座面の張り替えは、オリジナルの皮革から布地への変更を、耐久性の観点で決めていました。しかし、椅子の木フレームと生地の色調や質感の相性がいいかどうか？が一番の不安でした。
今回、20数年振りの張り替えで、この後ももしかすると同じ位（？）付き合う可能性もあるので失敗したくないと言う気持ちがありました。修理品を持ち込んだ際の打ち合わせで要望したのは防汚性に優れた生地と言う事でした。そこで2社の生地サンプルを見せて頂き、現物に合わせて色を2,3選びましたが家族(特に家内)がどう思うか不安が残り決めかねていると、荒川さんから、メーカーからはがき大の生地サンプルを自宅に送付してもらう事が出来るとの申し出。そこで、その日は決めずに、後日、サンプルを見て比較検討して連絡する事に。2日程で2社からサンプルが到着。家内に見せると、結局、任せると言うので、(長く使う物なので)飽きが来にくいように、木の部分の色調と生地の色調が最も近く、目立ち難い同系色に決定。色合わせは椅子の現物がないので同一色の木のテーブルに生地サンプルを載せて比較検討しました。比較的面積の大きな生地サンプルだったので検討しやすく、不安要素の解消に貢献したと思います。

M9368 H邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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