カタログNO_D576
ソファ張り替え
カタログNO_D576
きっかけ | ご紹介 | 当社への連絡 | お電話 |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2003-03-07 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 7日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2003-03-14 |
納品場所 | 埼玉県新座市 SA邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県新座市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/置きクッションタイプ / 3人掛け肘なしソファ |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 革 |
柄/フェイス/織り | プレーン / ビニールレザー |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 3人掛け肘なしソファの張り替え加工費 @ 132,000 円(税別 120,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
革代、ウレタン代、送料(引取・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ・ウェービングテープ張り替え ・座、背クッション中身ウレタン交換 |
Before & After
職人からのひと言|井ノ上 浩二
ソファ張り替え
ソファ張り替え
「C352 SA邸」でダイニングチェア座面を張り替えさせていただいたSAさんのご実家から直接お電話をいただきました。ちょうど親方が電話で対応させていただき、張り替えを前提にお引き取りさせていただけることになしました。張り替え前の写真を撮り忘れましたが、雰囲気をご覧いただければと思います。SA邸のソファは3人掛けの置きクッションタイプでしたが、座面のラバーテープが伸びきってしまい、この上に腰掛けるのはかなり不安な状態でした。ウレタンも硬めにつくりましたので座り心地は格段に良くなったと自負しております。また、張り地は本革仕様になりましたのでグレードアップして納品させていただきました。
ReChair椅子張り職人の仕事
<座面のラバーテープの劣化>
20年以上前のソファに使用されていたラバーテープと呼ばれるものが、年数が経つことで伸びきった状態で硬化してしまいます。こうなると腰掛けた際に腰が落ちてしまって、座り心地は悪く、腰痛などの原因になります。
<木部のぐらつき修理>
木枠本体のホゾ組箇所の接着効果がなくなっており、ぐらつきがみられましたので接着剤を入れて圧着し固定して接着しました。
<ウェービングテープへ張り替え>
現在ではラバーテープより主流になっているウェービングテープというものがあり、ウェービングテープはラバーテープのように硬化しにくいので最初の状態が長続きします。せっかくなのでウェービングテープで張り返させていただきました。
<座・背ウレタン交換>
座面には硬めのウレタンと柔らかくて弾力のあるウレタン、さらに外側にウレタンを巻いてクッションの中身を構成しました。これは、腰掛けた際に硬めの座面を作ることで長時間腰掛けていても疲れにくい座面になるように考えました。