ダイニングチェア張り替え
カタログNO_C324
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
---|---|---|---|
引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2002-05-11 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 14日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2002-05-25 |
納品場所 | 埼玉県川越市 AI邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県川越市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背籐張り |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 6本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / ゴブラン織り |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア座面張り替え加工費 @ 12,100 円(税別 11,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面の底面にパイビングがしてあるタイプ 座面ウェービングテープ張り替え |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただき、ダイニングチェア座面張り替え(6脚)の件で直接お電話いただきました。AI邸のダイニングチェア座面のタイプは「縫製なし」でしたが、下端にパイピングを打って仕上げるタイプでした。また、通常は合板が座板になっているケースが高いのですが、ウェービングシートを使用しているためその部分の交換も一緒に加工させていただきました。ダイニングチェア座面の張り替え加工費は1脚 6,000円。中身ウレタンとウェービングシートの交換を含みます。その他に布地代と送料がかかります。
AI邸のダイニングチェアとソファはアメリカにいらしたときにセットで購入されたものだそうで、ダイニングチェアとソファの張り地は共布で張られていました。今回もソファを意識しながら布地をお決めになりました。こういった選び方は、(セミ)オーダーメイドや張り替えならではとなります。もちろん、今回の張り替えでもダイニングチェアとソファの布地を合わせることで張り替えさせていただきました。
長年お使いいただいたようで、座面の前の方が擦り切れて中身ウレタンが見えている状態でした。張り替えの際には中身ウレタンを交換させていただきますので、擦り切れによるウレタンの凹凸などは一切問題ありません。通常、ダイニングチェアなどには面積が小さいため、大きな柄の布地は合わないのですが、AI邸のダイニングチェアは座面の面積が大きいため柄の中心を良いあんばいで表現できました。
カタログNO_C324
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/木地だしタイプ / 3人掛け肘付きソファ |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / ゴブラン織り |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 3人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 176,000 円(税別 160,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、羽毛補充代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面クッションの羽毛補充 |
カタログNO_C324
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/木地だしタイプ / 1人掛け肘付きソファ |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / ゴブラン織り |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 88,000 円(税別 80,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面羽毛調整 |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
ダイニングチェアの件でお電話いただいた際に、肘付き3人掛けソファの張り替えの件でもご相談いただきましたので、お電話にて概算のお見積もりをさせていただきました。お引き取りの当日、うかがってみると肘付き1人掛けソファも張り替えさせていただけることになりました。布地は、ゴブラン織りの柄物でダイニングチェアと統一させていただくことになりました。座面クッションの中身は羽毛でしたので、補充させていただくことになりました。3人掛けと1人掛けソファ肘付きソファの張り替え加工費は120,000円。この他に、羽毛補充代、布地代、送料がかかります。
これだけの大きな面積にこういった大柄の布地を張るとまさに壮観です。その分、柄合わせにも充分な気を配って仕事を進めていきました。AI邸の3人掛けソファの場合、座面のクッションが1つですが、こういったケースはまれな方で、3個に分かれている場合が多いのですが、その場合、3個のクッションの中心に柄の中心がくるように考えて、背もたれも同様に柄合わせをして仕上げます。しかし、座面クッションが1個なので座面クッションの中心に柄の中心を合わせて柄を表現します。前者と後者の大きな違いはソファが柄によって3つに分かれて見えるか、ひとつに見えるかの点です。確かにひとつに見えた方が柄を主張しやすいですが、座面のクッションが3個に分かれているのにそれを無視してこの柄合わせはかえって落ち着かなくなってしまいます。ソファの形状によって様々な柄合わせがソファの仕上がりのポイントとなります。
座面クッションの中身はウレタンではなく羽毛(フェザー)でした。当初、ウレタンの交換を前提でお見積もりさせていただいておりましたが、ソファを拝見したときに、羽毛からウレタンへ中身を交換した場合のメリットやデメリットを正直におはなしさせていただき、今回はウレタンの交換ではなく、羽毛の補充ということで張り替えさせていただくことになりました。羽毛のクッションは腰掛けたときに沈み込んだ場所が、腰掛けてちょうど良い高さになりますが、ウレタンを中身に用いる場合、腰掛けてもウレタンはそれほど沈み込まないので、ちょうど良いたかさがクッションの厚みになります。ということは、羽毛のクッションをウレタンのクッションに替える際には、クッションの厚みが薄くなってしまい、不格好になってしまうというのが大きなデメリットとなりました。3人掛けソファも1人掛けソファも座面中身羽毛を補充をさせていただきました。