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カタログNO_C237

ダイニングチェア張り替え
C237 IN邸 C237 IN邸 チーク材を使ったダイニングチェア座面(本体張り)を張り替える

カタログNO_C237
使用した生地詳細はコチラ
心 T5003(メーカー:シンコール)
幾何・抽象模様/ジャガード/ベージュ
きっかけ HPより 当社への連絡 見積もりフォーム
引取方法 お引き取り 引取日 2002-01-15
依頼加工内容 工房での作業 お預かり期間 10日間
納品方法 納品 納品日 2002-01-25
納品場所 東京都板橋区 IN邸(個人宅)
納品住所 東京都板橋区
ご注文回数 初回

加工内容
椅子種類/分類1/分類2 ダイニングチェア/座面 / 本体張り
加工内容 張り替え
数 量 6本
生地 布地
柄/フェイス/織り プレーン / 平織り
生地調達方法 サンプル帳より購入
加工費 ダイニングチェア座面(本体張り)の張り替え加工費
@ 12,100 円(税別 11,000 円)
その他の費用
ご依頼条件にて異なる
布地代、送料(引き取り・納品代)
※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細 座面ウェービング交換、座面ウレタン交換
Before & After
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before Photo11
after
after Photo12
before
before Photo11
after
after Photo12

職人からのひと言|井ノ上 浩二
ダイニングチェア張り替え

HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア座面の張り替え6脚の件でメールにてお問い合わせいただいたのは、2ヶ月ほど前のことでした。ちょうどお引っ越しを控えているとおっしゃっていたので、お引っ越し後、改めて張り替えのご依頼をTELてにいただきました。IN邸のダイニングチェアのタイプは本体に直接張り込んである”本体張り”タイプですから、張り替えの際に、座面のゴムシートから張り替えなければなりません。ダイニングチェア座面(本体張り)の張り替え加工費は1脚 6,000円。その他に布地代と送料がかかります。このデザインはチーク材と使ったの椅子に多い気がしますね。
 INさんのダイニングチェアは、現在ではなかなか手に入りづらくなったチーク材を用いたダイニングチェアでした。チーク材を用いたダイニングチェアでは、このように座面を木枠本体に直接張り込んでしまう”本体張り”の使用が心なしか多いような気がします。ダイニングチェアの座面の多くは、座面だけ別に張って、最後に本体へネジを使って固定するものですが、”本体張り”の場合、木枠本体に張っていくわけですから、職人としてもある程度腕を持っていないと良い椅子には仕上がりません。”AZUMAの椅子張り替え”では、INさんのダイニングチェアに合った張り方を現在の材料を用いて張り替えることができます。つまり、この様な作業を行える職人が作業をするということが言いたかったわけです。

before
before Photo21
after
after Photo22
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before Photo21
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after Photo22

INさんのダイニングチェアは”本体張り”ですので、椅子を木枠の状態になるまですべて剥がしていきます。ポイントは木枠に最初に打ち付けているウェービングテープ(ゴムテープ)になります。以前のウェービングテープは天然ゴムの割合が高かったようで、年数とともに硬化して伸縮性がなくなって切れてしまっていましたが、現在のウェービングテープは変種改良され、硬くなりにくい材質のものを使用しています。しかし、今回は木枠に負担がかかるため、ウェービングテープではなくウェービングシートを用いることにしました。シートですから面全体で力を支えますので、ウェービングテープに比べると伸縮性はなくなりますが、その分木枠に負担がかからないので、このタイプの椅子には適していると考えました。また、ウェービングシートにした場合、ウレタンが隙間から下に落ちていく恐れもないのでウレタンが変形せず長持ちします。つまり、ダイニングチェアとして良い状態で長くご使用いただけると言うことになります。


C237 IN邸の皆さま大変お世話になりました。
ホームページ掲載にご快諾頂き感謝申し上げます。

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