ダイニングチェア張り替え
B185 YA邸 B185 YA邸 小椅子の張り替え（鼓バネ式）

カタログNO_B185

きっかけ	リピーター	当社への連絡	お電話
引取方法	お引き取り	引取日	2001-10-23
依頼加工内容	工房での作業	お預かり期間	21日間
納品方法	納品	納品日	2001-11-13
納品場所	東京都新宿区　YA邸（個人宅）
納品住所	東京都新宿区
ご注文回数	4 回｜お客様リピート実例へ

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加工内容

椅子種類/分類1/分類2	ダイニングチェア/座面 / 本体張り
加工内容	張り替え
数　量	2本
生地	革
柄/フェイス/織り	プレーン / ビニールレザー
生地調達方法	サンプル帳より購入
加工費	バネを用いた小椅子の張り替え加工費 @ 12,100 円（税別 11,000 円）
その他の費用 ご依頼条件にて異なる	革代、鼓バネ吊り直し加工費、鋲代、送料（引き取り・納品代） ※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細	座面に入っている鼓バネのバネ吊り作業あり

Before ＆ After

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B183,B184のお見積もりでＹＡ邸におうかがいした際に小椅子２脚の張り替えについてもご相談を受けました。この小椅子は、鼓ばねを使ったバネ椅子でしたのでバネをバネ糸で絡げ直すと、座り心地は格段に良くなると思いますが、その分ずいぶんと手間がかかってしまいます。バネを用いた小椅子の張り替え加工費は1脚 20,000円。しかし、バネの絡げ方等はちょと寂しい加工になっておりましたので、”AZUMAのイス張り替え”としては、私たちの考える加工の方法で作り直させていただくことになりました。
●小椅子の張り替え　こんなによくなりました・座り心地も良いですよ●
小椅子の座面張り替え。しかし、構造的に鼓バネを用いていましたので、手間がかかりその張り替え加工費は高額になってしまいますが、鼓バネを用いると椅子の座り心地は独特のものになります。アラ・カワとしましては鼓バネを用いた椅子の座り心地が好きですね。それは手間をかけただけのものはあると考えています。張り替え後の張り地はダークグリーンの革を用いました。これはB184のダイニングチェアと合わせました。普段は別のお部屋でお使いですが、同じ空間に持ってきても合うようにしました。

正面から見ると、真ん中がぽっこりと盛り上がっています。じつはこれ、中に入っている３個の鼓バネが真ん中に寄って真ん中だけに３個の力が集中してしまって非常に座りにくい状態になっているのです。中をのぞいてみると、バネが全く固定されておらず、強いテープで上下から押さえているだけの状態でした。ＹＡさんの小椅子は輸入物だそうですが、世界の人々はいろいろなことを考えるものですね。”AZUMAのイス張り替え”では、椅子本来の張り方でバネの下ごしらえをしました。それは、それぞれの鼓バネと木枠とをバネ糸で絡げていき、鼓バネを動かないように固定していく方法です。この作業は一人前のイス職人でなければ出来ません。これで、鼓バネはあるべきところに固定されましたから、イス本来の座り心地になりました。