デスクチェア張り替え
カタログNO_B177
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-10-18 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 18日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-11-05 |
納品場所 | 東京都新宿区 SH社(オフィス) | ||
納品住所 | 東京都新宿区 | ||
ご注文回数 | 1 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
椅子種類/分類1 | デスクチェア/デスクチェア |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 1本 |
生地 | ソフトレザー |
柄/フェイス/織り | プレーン / 合成皮革 |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 肘付きデスクチェアの張り替え加工費 40,000円(税抜)*総額表示義務付施行前 |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ソフトレザー代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換、座面飾りボタンなし |
Before & After
デスクチェア張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームから30年もののデスクチェアの張り替えをメールに写真を添付くださってのお問い合わせをいただきました。”電話連絡OK”ということでしたので写真を見ながら加工費やウレタンの交換などについて詳細のお見積もりをさせていただくことが出来ました。張り替え前はビニールレザーでしたが、張り替え後はソフトレザー(合成皮革)を張り地に決めていただきました。肘付きデスクチェアの張り替え加工費は40,000円。この他に送料と合成皮革代がかかります。30年ものですから中身のウレタンは背もたれも座面も交換いたします。
30年以上お使いになった歴史を確かに感じます。もとの素材はビニールレザーのなかでも塩化ビニルと呼ばれるもので、塩化ビニルよりもワンランク上に合成皮革が位置し、合成皮革の中でもソフトレザーと呼ばれるものが非常に柔らかくしなやかな触りになっています。今回SH社さんのお決めになったのは、このソフトレザーですので、触りも感じも張り替え前とは全く違ったものに張り上がりました。
背もたれはボタンで本体に取り付けているのでボタンがないと固定できませんので、ボタンを付けました。座面はお尻で引っかけて取れる恐れがあるので、取れてしまうとみっともないですから、あらかじめボタンなしで加工させていただきました。これは、多くの張り替えに携わった”AZUMAの椅子張り職人”の見てきた結果でもあります。その結果が頭の中に入っているので、張り替えの際のアドバイスとして提案できるのです。座面も背もたれもクッションの中身は白綿でしたが、今回はウレタンで作らせていただきました。
肘の部分は、破れた肘のビニールレザーをSH社の方がご自分で直そうとなさって木の部分まで剥がしたそうです。その後あまり時間が取れなかったようで、取り外してお使いになっていたようです。張り替えの際に、もちろんこの肘の部分も再生させていただきましたので、そのこともお喜ばれていました。デスクチェア本体の金物部分もきれいに掃除させていただきましたので、多少ですが、光沢が戻ってくれました。