カタログNO_B158
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
---|---|---|---|
引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-09-19 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 21日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-10-10 |
納品場所 | 埼玉県所沢市 AO邸(個人宅) | ||
納品住所 | 埼玉県所沢市 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/置きクッションタイプ / 1人掛け片肘付きソファ |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け片肘付きソファ張り替え加工費 @ 66,000 円(税別 60,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面ウレタン交換 |
カタログNO_B158
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/木地だしタイプ / 1人掛け肘なしソファ |
---|---|
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 3本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | プレーン / モケット |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | 1人掛け肘なしソファ張り替え加工費 @ 44,000 円(税別 40,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 座面中身ウレタン交換 |
Before & After
ソファ張り替え
HPをご覧いただきお見積りフォームからセパレートタイプの5人掛けソファの張り替えの件でお問い合わせいただきました。セパレートタイプというのは5人掛けのソファがそれぞれ単体に分かれるもので、詳しくは1人掛け肘なしx3、1人掛け片肘付きx2ということになります。お問い合わせいただいた日にうかがわせていただきましたところ「今日あたり連絡が入るんじゃないかと思ってたところ」とお待ちいただいていたのが印象的でした。9月の末にご新居へのお引越しを控えているということで張り替え後はご新居の方へ3脚、現在のご自宅の方へ2脚と分けて納品させていただくことになりました。5人掛けソファの張り替え加工費は173,000円。背もたれクッション中身と、座面のウレタンを交換します。その他に送料と布地代がかかります。
5人掛けソファ(セパレートタイプ)
セパレートタイプの5人掛けソファ。セパレートタイプソファのメリットはお部屋に応じていろいろな組み合わせが可能なことと、女性からの声としてソファを動かすことが容易なため、「掃除がしやすい」ということも考えられます。また、AOさんの場合、張り替え後は2世帯に分けてお使いになるそうです。
新築中のご新居のリビングのイメージに合わせて革から布地へ、そして少々モダンな形状へ変えたいとのことでした。背もたれクッションの形状を重厚なデザインからシンプルな形に変えることでモダンなイメージに近づけました。布地はAOさんの飼っている犬や猫の爪に引っかかりにくいモケット地をお選びになりました。しかし、”AZUMAのイス張り替え”の自慢すべきはやはりその座り心地です。
珍しいソファ
”maruni”というメーカーのシールが貼られていましたが、”マルニ”さんのソファでも他社のソファでも、背もたれがハンモッグの様にロープが本体と座面の後ろ底面にかけて掛けられているソファを見るのははじめてでした。
シンプルな形をうまく表現するのは、実は難しいことです。そして、その中に座り心地の良さを作り出していかなければなりません。それこそ”AZUMAのイス張り職人”の腕の見せ所です。そのためにもてる技能を惜しみなく使っていきます。それは張り替えをお選びいただいたAOさんに、「”AZUMAのイス張り替え”に頼んで良かった」と思ってお使いいただきたいからです。AOさんのご主人が腰痛をお持ちだということで、用意させていたいた硬めの座面は、今後長期間に渡って重宝するものと考えております。どうぞ快適にお使いください。
ReChair椅子張り職人の仕事
●作業工程から-バネ●
座面は底面の木枠の上にウレタンが乗せられ、張り地を張って仕上げられていますが、底面の木枠は前後にSバネが数本、架けられている構造でした。そのSバネはすべて単体でしたので、上から力が加わると1本に極度に力がかかってしまうことも考えられますので、”AZUMAのイス張り替え”では、これらのSバネを横方向に鋼の棒を入れそれぞれと固定し、連結しました。さらに、Sバネが落ちすぎて木枠の内側の角との差が開きすぎると、木枠の角でその上のウレタンが切れ、最悪の場合、張り地まで切れてしまう恐れがありますので、バネが必要以上に落ちないように、Sバネと木枠をバネ糸で絡げていきます。これらの作業は手間のかかる作業ですが、椅子を座り心地の良い状態で長持ちさせるために、”AZUMAのイス張り替え”では、当然必要な作業であると考えております。
●作業工程から?ウレタン●
”AZUMAのイス張り替え”の大きな特徴のひとつは、”下ごしらえ”にあります。下ごしらえとは、張り地を張る前のウレタン等を形成し終えた段階までのことをいい、座り心地を良くするも悪くするも下ごしらえで決まるほど重要な作業です。”AZUMAのイス張り職人”は下ごしらえに絶対の自信を持って、材料などの違いによっても座り心地を追求しています。AOさんとの打ち合わせで座面を硬めのしっかりとしたウレタンを使わせていただくことにしましたが、その理由は、これから10年後を考えていただき、10歳お年を召されることを考えてのことでした。柔らかく、腰掛けたときにお尻が沈んでしまう座面では、立ち上がるのが困難になる上、その柔らかさから腰が安定せずに、すぐに疲れてしまうことが、容易に考えられます。”AZUMAのイス張り替え”では、椅子を長い間心地よく腰掛けていただけるよう、常に考えております。
お客様のレビュー
埼玉県所沢市 AO邸(個人宅)
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
座り心地はきっと格段に良くなるだろうと予想していましたが、見た感じがここまでモダンな形になるとは思ってもいませんでした。見積もりの時の印象では、張り替えると結構ソファって高いものになるのだなと思っていましたが、ここまでうちにピッタリのソファは、買おうとしても売っていないと思います。実は張り替えようとする前、青山や目黒通りの家具店とか廻ったんですが、なにしろこちらの条件がありすぎて見つからなかったのです。(猫が爪を研ぎにくい生地、ベージュの少し濃いめのもの、固いクッション、シンプルなデザインなどなど)。使い始めて数日経ちましたが腰や背中も、疲れにくく、本当に快適です。
2.張り替えを注文するまでの不安
「椅子の張り替え」という項目でおもしろ半分に検索したら、そちらのホームページが出てきました。あまり、ネット上の取引とかは好きではないのですが、他に類を見ないほどの誠意あふれるページだったので、ここなら信用できるなあと思って注文しました。
3.アラ・カワの接客態度
「こんなさわやかな青年が、まだ日本にいるのか!!」という感じです。いや、ほんとに。
4.その他お気づきになられた点
今あるものを大切に使うようにしたいと思います。なんでも汚れたからポイと捨てたりするようじゃいけませんよね。あのように蘇ったソファを見て、ものを生かすことの大切さを学びました。