カタログNO_B139
ダイニングチェア 座面(本体張り)
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
---|---|---|---|
引取方法 | お引き取り | 引取日 | 2001-08-23 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 5日間 |
納品方法 | 納品 | 納品日 | 2001-08-28 |
納品場所 | 東京都目黒区 TA邸() | ||
納品住所 | 東京都目黒区 | ||
ご注文回数 | 2 回|お客様リピート実例へ |
加工内容
製造メーカー | SELVA(セルバ)社製 |
---|---|
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 本体張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 4本 |
生地 | 布地 |
柄/フェイス/織り | 花柄 / ジャガード |
生地調達方法 | サンプル帳より購入 |
加工費 | ダイニングチェア張り替え(鋲打ち仕上げ)の加工費 @ 12,100 円(税別 11,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
布地代、ウレタン代、送料(引き取り・納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ダイニングチェアの木枠本体に直接張り込んである張り方です |
Before & After
HPをご覧いただきお見積りフォームからダイニングチェア4脚の座面の張り替えの件でお問い合わせいただきました。メールを頂いた時にちょうどPCの前にいたので、すぐに折り返す感じでご連絡差し上げられたかと思います。その電話で簡単にお見積もりし、ご連絡を待ちました。その日の内に再度ご連絡いただき、張り替えさせていただけるとのことでお引取りの日時を決めました。座面の縁の仕上げが材料の仕入れの関係で小売りしてもらえない材料でしたので仕上げは鋲で仕上げさせていただくことになりました。ダイニングチェア張り替え(鋲打ち仕上げ)の加工費は1脚7,000円。中身ウレタンの交換も含まれています。
弾力なあるダイニングチェア
ダイニングチェアはですが、張り替えとしては手間を必要とする張り方です。ダイニングチェアの多くは座面は座面だけで張って張り終わった後に裏側から木ネジで固定するものですが、TAさんのイスは本体に直接張っていくタイプです。このタイプの場合、ウェービングテープなどを木枠に打ち付けることで腰掛けたときに弾力を感じるようにな加工が可能になります。そのため、張り替えの際にも内部の補強や補修、交換などの手間が必要となります。
”イメージチェンジ”張り替えの大きなメリットのひとつです。気に入ったダイニングチェアの形でお好きな布地を選ぶ!私たち”AZUMAのイス張り職人”にできることは中身ウレタンの交換やメンテナンスなどで、布地に関しては布地選びのアドバイスをさせていただくぐらいのものです。しかし、これもほとんどはお客様がご自分で選ばれます。
中身ウレタンはモールドウレタンという発泡型のウレタンを用いていたため比較的硬く弾力があって理想的なウレタンが使われていました。このモールドウレタンはあまり型崩れしないのですが、絶対崩れないというものは残念ながらありませんので粉状に表面が崩れておりました。今度は”AZUMAのイス張り職人”がTAさんのダイニングチェアのために吟味したウレタンをいくつか組み合わせて使用しました。
ヘリ(縁)仕上げ
張り替え前は布と木枠の境目は縁(ヘリ)と呼ばれる1cm幅ほどの装飾された紐を巻いて仕上げてありました。これは、張り地を止めたステープル(ホチキスの針のようなもの)を隠すことと装飾の意味を持ちます。この縁は小売してもらえないので、”AZUMAのイス張り替え”では、共布の布地の上を鋲で打って縁と同じ効果を出しております。鋲の方が手間と腕が必要です。
張り替え前は縁(ヘリ)巻き仕上げ、張り替え後は鋲打ち仕上げと張り替え前後で縁部分の仕上げを変えさせていただきました。今回は材料の縁を少量では仕入れられないという関係で鋲打ちで縁を仕上げさせていただきましたが、こちらの布地には縁よりも鋲打ちのほうが引き締まる感じがでてかえって仕上がり的には良かったのではないかなとアラ・カワは思っております。
お客様のレビュー
東京都目黒区 TA邸()
1.張り替えの仕上がりに関するご感想
大変キレイだと思います
2.張り替えを注文するまでの不安
思い入れがあるイスだったので新しいパターンや錨等仕上がりイメージの不安は有りました
3.アラ・カワの接客態度
大変感じも良く安心して任せられると思いました
4.その他、お気づきになられた点
また何かありましたらお願いします