ダイニングチェア張り替え
カタログNO_B111
きっかけ | HPより | 当社への連絡 | 見積もりフォーム |
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引取方法 | 宅急便 | 引取日 | 2001-07-16 |
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 6日間 |
納品方法 | 宅急便 | 納品日 | 2001-07-22 |
納品場所 | 東京都品川区 MI邸(個人宅) | ||
納品住所 | 東京都品川区 | ||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/背付き / 背クッション付き |
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加工内容 | 張り替え |
数 量 | 2本 |
生地1/生地2 | 布地 / 布地 |
柄/フェイス/織り | ストライプ・ボーダー / ジャガード |
生地調達方法 | 支給張り地使用 |
加工費 | アームチェアの張り替え加工費 @ 33,000 円(税別 30,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
ウレタン代、送料(宅急便代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | ご自分で取り外して宅急便でお送りいただきました |
Before & After
ダイニングチェア張り替え
HPをご覧いただきお電話にてMIさんがお持ちの椅子の「座面と背もたれクッションの張り替えの件」で直接お問い合わせいただきました。お話をうかがいますと「布地を支給したい」との意向でした。”AZUMAのイス張り替え”では私たちイス張り職人の手間で仕事をしておりますので張り地を支給していただいても構いませんし特に持ち込み料ということで別途請求差し上げることはいたしません。MIさんより直接宅急便にて工場までお送りいただきました。その際にはまだお見積もり差し上げておりませんでしたので、送られてきたイスを実際に見させていただいた後にお見積もり差し上げました。座面と背もたれの形から椅子の想像をするとアームチェアだと考えられるのですが、アームチェアの張り替え加工費は1脚20,000円。これは中身ウレタンをを交換した際のお見積もりです。実際に、張り替えの時に剥がして中身ウレタンを見てみると交換ではなくウレタンの補充という形で十分そうなのでMIさんの許可を得てウレタンは補充で交換なしということで加工させていただきました。中身ウレタンの交換がありませんでしたので張り替え加工費からウレタン代金を引かせていただきました。
アームチェア(予想)の座と背
アームチェアの座面と背もたれだと考えられますが、実際のとことはMIさんにうかがっておりません。座面は椅子の下から木ネジで取り付けてあるタイプで、背もたれは置きクッションタイプになっておりました。
MIさんから支給していただいた布地で張り替えさせていただきました。MIサンからお聞きしたところ、お部屋にかかっているカーテンと同じ布地でイスを張り上げてお部屋をコーディネイトなさるそうです。輸入地ですでに在庫がないということでお聞きしましたので、特に慎重にかからせていただきました。
座と背
座面と背もたれのアップの写真です。座の部分は前の方が多少つぶれて見えましたが、剥がして見ますとウレタンの損傷は少なく、木枠と中の波バネの傾斜部分に隙間が出来ていましたのでその部分を埋めるようにして、さらに前部分の頻繁に力のかかっている部分には別にウレタンを補充して対処しました。右は背もたれのクッションの写真です。ボタンは背中の曲線に合わせてクッションがうまく曲がるような場所にボタンが付けられています。
張り地がカーテン地ということから座面の中身ウレタンをあまり硬めに下ごしらえしてしまうと突っ張りすぎてしまう恐れがあるので、柔らかめのもとのウレタンを使用して補充という方法でウレタンの調整を行いました。背もたれのクッションの中身ウレタンにも綿を補充して調整いたしました。
ReChair椅子張り職人の仕事
● 玉縁 ●
座面、背もたれ、ルーズクッションとすべての縫製箇所に別布の玉縁をアクセントに用いました。これはMIさんからのご依頼で、”AZUMAのイス張り職人”に任せていただきました。 貴重な布地ですから椅子の分のを裁った後にその残りで400x400のサイズのルーズクッションを製作いたしました。これで支給していただいた布地はほとんどなくなりました。
● ルーズクッション ●
貴重な布地ですから椅子の分のを裁った後にその残りで400x400のサイズのルーズクッションを製作いたしました。これで支給していただいた布地はほとんどなくなりました。