ソファ張り替え
B074 SA邸 B074

カタログNO_B074

きっかけ	HPより	当社への連絡	見積もりフォーム
引取方法	お引き取り	引取日	2001-05-19
依頼加工内容	工房での作業	お預かり期間	21日間
納品方法	納品	納品日	2001-06-09
納品場所	東京都杉並区　SA邸（個人宅）
納品住所	東京都杉並区
ご注文回数	2 回｜お客様リピート実例へ

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加工内容

椅子種類/分類1/分類2	ソファ/フォーマルタイプ / ２人掛け肘付きソファ
加工内容	張り替え
数　量	１本
生地	布地
柄/フェイス/織り	プレーン / モール
生地調達方法	サンプル帳より購入
加工費	２人掛け肘付きソファの張り替え加工費 @ 132,000 円（税別 120,000 円）
その他の費用 ご依頼条件にて異なる	布地代、ウレタン代、引き取り・納品代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました
作業内容の詳細	座面ウレタン交換、背もたれウレタン交換

Before ＆ After

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HPをご覧いただきお見積りフォームからソファ張り替えのお問い合わせいただきました。最初のメールは4月の上旬で6月のお引越しに合わせての張り替えをご検討とのことでした。その後張り替えをご決断いただき、お引越しの日から張り替えに要する期間を逆算してお引取にうかがうことになりました。アメリカ製の2人掛けの肘付きソファでかなりゆったりとしていて、大きさ的にも2人がけにしてはかなり大きいソファでした。大きさ的にかなりゆったりとしているため腰掛けたときに奥行きがありすぎる感じがありましたのでクッションの中身が化繊綿だった背もたれのクッションの中身をウレタンに交換することで「体に合わせた座り心地に近づけましょう」と提案させていただきました。今回は座面と背もたれのクッションを固めに、肘のクッションの中身をウレタンの粉砕を用いた中身に交換いたします。張り替え加工費は90,000円です。

アメリカ製の大きなソファ
　アメリカ製のソファに腰掛ける時はアメリカ人の体の大きさを思い知らされますね。脚の長さも日本人と比べて10cmほど違うのではないかと思うぐらいのソファの作りです。これを日本の方が座りこなすには多少の手を加えた方がよいと思われます。座り心地とデザイン性、対比する２つの性格をちょうど良い具合に組み合わせウレタン等を作っていかなければなりません。
　高さ8cmあった脚を3cmの脚に取り換えることで座ったときのお尻の高さを5cm低く仕上げました。さらに背クッションを厚くしたことで床から座と背の折れている部分まで88cmに仕上げました。これにより腰掛けた時につんのめらず背もたれにきちんと寄りかかれるようになりました。ＳＡさんの布地選びには納品日に驚かされました。お引越し先のイメージで決められた布地は見事に新しいリビングに溶け込んでいました。

大きなソファゆえに
　”床から座面までの高さ＋座面の奥行き”が90cmというのが日本人の体系には合っているという数値が人間工学的に出ております。しかしながら、アラ･カワとしては現在のところ張り替えをご検討いただく年齢層の身長から考えると87-88cmぐらいがよいと考えております。ＳＡさんのソファのこのサイズは100cmありましたのでかなりゆったりとしてらっしゃったと思います。そこで8cmある脚を3cmの脚に交換することによって座りやすいソファに近づけることにしました。

真ん中は座と背もたれ、肘のクッションを取り外した写真です。アメリカ製のもともと座の奥行きがかなり深いソフでしたので、座と背のクッションの厚みで日本人の体系にあったソファ作りを心がけました。どうしても輸入されたソファはその国の人間の平均値で作られていますから、日本人が使うには少々の手直しが必要な場合が多く見受けられますね。