イノ・ウエの独り言 
井ノ上が日頃”椅子張り職人”として感じたこと

2017年 10月 16日
京都伝統工芸大学校(木工芸専攻 )に訪問

2回目の訪問

昨年(2016年)、椅子張り職人の成り手を求めて足を運ばせていただいた
京都伝統工芸大学校木工芸専攻)へ今年もうかがってきました。

【参考】「アラ・カワの独り言:vol.47 椅子張り職人の見習いを求めて

今年の訪問理由

今年の訪問理由は、昨年の「椅子張り職人の成り手を求めて」ではなく、
手加工で家具を作っていく木工芸専攻の生徒さん達が椅子を考えるときのために
「椅子張りを知っていただこう」という方向性に変わりました。

ちょうど良いタイミング

今年は、東京都椅子張り技能士会会長の小林氏と2人でうかがったところ、
ちょうど実習授業中で見学させていただきました。

この時期、卒業製作の課題に生徒さんが各々取りかかっているタイミングで、
卒業製作に椅子を考えているという生徒さんからの質問にお答えすることが出来ました。

椅子張り職人として出来ること

卒業製作で椅子を考える生徒さんの中で、生地を張り込みたいという要望があれば、
未来の木工家のために、椅子張り職人として材料や椅子張りについて
なにか力になれないかと小林氏と話しながら帰路につきました。

このあと、今年の卒業製作について数人の生徒さんの椅子張りにかかわることについて
アドバイスさせていただく機会を頂きました。
若手のアイデアに触れることが出来、私どもも刺激を頂けます。

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